2010年11月7日(日)付


女性有志のえんでく会 特産ヤーコン初収穫 小谷村
 小谷村の女性有志でつくる「えんでく会」(平林由美会長)が、女性農業者による地域の特産品づくりと食文化の継承を目的に、今春から地域の女性らと栽培していた健康野菜のヤーコンが収穫の時期を迎えた。4日は趣旨に賛同した小さな子どもを持つ母親らの「ミセスの会」のメンバーと会員が、初の収穫作業を行った。 手のひら大の小さな苗だった27株のヤーコンは、猛暑を乗り越え草丈1b余にも生長しており、大きな茎を地上20aくらいに残して切り取っていくことから作業が始まった。株の周りをスコップで慎重に掘りこみ、大地に強く根を張ったヤーコンを、2人から3人がかりで掘りだしていった。
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11月の一覧
万が一火災に備え 松川小抜き打ち避難訓練
松川小学校(大久保俊介校長、児童616人)は5日、火災を想定した避難訓練を行った。ストーブなど火気を使う機会が増え、火災の危険が高まるなか、職員と児童が避難の手順や消火器の扱いなどを確認し、万が一に備えた。
訓練は抜き打ちで行われた。子どもたちは突然の防災ベルに驚きながらも、校内放送や職員の指示に従って一斉に避難した。村消防団や北アルプス広域南部消防署の協力で、6年生を対象にした煙の体験会も開かれた。
晩秋の安曇野満喫 第一回北アルプス山麓 ツーデーウオーキング
 晩秋の大町市や松川村を歩く、第一回「北アルプス山麓(さんろく)ツーデーウオーキング」(同実行委員会主催・委員長=関弘克国営アルプスあづみの公園事務所地域連携担当建設専門官)が6、7の両日、国営アルプスあづみの公園大町・松川地区や大町市の大町温泉郷を発着点に行われている。
6日は県内を中心に集まった約150人の参加者が、同国営公園を発着点に、松川村内のすずの音ホールや安曇野ちひろ美術館などを巡る16`、20`のコースを歩いた。冬化粧した北アルプスを背に、手前には赤や黄色に色づいた紅葉を眺めながら、初冬に差しかかった安曇野を満喫。ノルディックウオーク専用のストックを手にしたり、親子連れで気持ちよさそうに歩を進めていた。
地場産 秋の味覚 白馬村 親子で焼きいも大会
 白馬村の子育て支援ルームで4日、親子が地場産のサツマイモを使って作る焼きいも大会が行われた。
 各家庭でたき火でイモを焼くという体験が少なくなっているなか、季節の風物詩として楽しんでもらおうと企画。スタッフが用意した大きなたき火を囲んで、みんなで暖を取りながら、秋の味覚を堪能した。
 この日は風もなく最高の秋晴れに恵まれ、絶好の焼きいも日和となった。親子らはサツマイモをぬらした新聞とホイルでくるみ、火床に「おいしくなーれ」といいながら投げ入れた。待つこと30分余り。ホイルを開くとほど良く焦げ、香ばしいにおいが立ち込める、熱々の焼きいもがあらわれ、歓声を上げていた。
健やかな成長願い 国営公園に「おたんじょ桜」
 大町市のおたんじょ桜の里づくり実行委員会(実行委員長=大厩富義・市議会副議長)は6日、記念植樹を国営アルプスあづみの公園で開いた。健やかな成長の願いを込め、市内6小学校の1年生児童や保護者が、自分たちと同い年のサクラの木を植樹した。
1年生児童や保護者ら約300人が参加。各クラスごとに分かれ、公園内のアルプス広場の一角に、児童たちが生まれた年に芽吹いた6年から7年木のオオヤマザクラ計11本を植えた。子どもたちや保護者らは力を合わせて土や肥料で根元を埋め、日付とクラス名が記されたプレートをつけ、記念撮影などした。
手作りもてなしで魅力 白馬 DCに合わせ里山フェスタ
 白馬村の(財)八方振興会、八方尾根観光協会は3日、信州デスティネーションキャンペーンにあわせ初企画の「里山フェスタ」を開いた。八方地域の各種団体が昔ながらの体験や素朴な味わいをキーワードとした、手作りのもてなしで地元の里山の魅力を発信した。
 イベントは丸太切り競争、そば打ち体験、わらリースづくり、昔ながらの農機具を使った脱穀体験、焼きいも・焼き栗、きのこ汁の振る舞いなど、さまざまな催しを実施。多数の来場者でにぎわった。