2010年11月9日(火)付


北安と福源優秀賞 関東信越国税局の酒類鑑評会
 このほど選定された第81回関東信越国税局酒類鑑評会で、純米酒の部で大北地域から、大町市の北安醸造(伊藤敬一郎社長)と池田町の福源酒造(平林淳男社長)の清酒が優秀賞を受賞した。積み重ねてきた小谷杜氏の伝統の味が、認められた。
鑑評会は酒類の品質評価を通じて酒造技術の発展につなげようと毎年実施。今回から吟醸酒の部と純米酒の部の2部制とし、全国229社から吟醸酒に219点、純米酒に209点の出品があった。吟醸酒73社、純米酒69社が優秀賞を受賞した。
 
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11月の一覧
野口健さんが講演 大町一中50周年記念式典
 大町市の大町第一中学校(五十川崇校長、生徒数372人)の創立50周年記念式典(佐藤悟実行委員長)は7日、同校体育館などで開いた。「自主・自立」「友愛・協調」「忍耐・剛健」を掲げ1万人近い卒業生を送り出してきた半世紀の歴史の節目を、アルピニスト・野口健さん(37)の講演会などで祝った。
野口さんは「生きる」を演題に講演。学生時代は落ちこぼれだったことから登山家を目指したきっかけ、何度も挑戦したエベレストの登頂など、これまでの半生を語った。
親子でフットサル 北ア振興協が本格指導 松川南保育園
 大北地域を中心にフットサル振興に取り組む「北アルプスフットサル振興協議会」(土岐達也会長)は6日、松川村の松川南保育園(北村弥生園長)年長児26人の親子を対象にフットサル教室を開いた。園児たちが実際にシュートしてゴールを決めたり、ドリブルをするなど本格的なフットサルを楽しんだ。
同教室は、フットサル人口の底辺拡大につなげようと、子どもたちに小さいころからフットサルに親しんでもらうねらいで昨年から開いている。
「自立生活」現場の目 白馬村 地域で高齢者支えるシンポ
 社会医療法人・城西医療財団は6日、小谷村のケアハウスいわかがみを会場に、「地域全体で高齢者を支えるために」をテーマにシンポジウムを開いた。地域住民や福祉関係者ら約100人が参加。神城医院院長で・白馬メディア施設長の宮城彰さんの講演と、日ごろ介護の現場で働く専門家らが、それぞれの立場から討論を行い、高齢者が住み慣れた地域でより良い自立生活を送るための地域のありかたについて考え合った。
奏でるハーモニー 大町市民吹奏楽団が演奏会
 大町市民吹奏楽団(北沢治樹団長)の第16回定期演奏会が7日、大町市文化会館で開かれた。年に一度の恒例の演奏会で、団員が演奏する楽器から奏でられるハーモニーに、訪れた人たちが親しんだ。
クラシック曲のエドワード・ウイリアム・エルガーの「愛の挨拶」やジェームス・バーンズの「アルヴァマー序曲」、子どもたちも親しめるディズニーメドレーなどが披露された。トランペットやフルート、クラリネットなどの楽器が織り成すさまざまなジャンルの音楽が会場を包み、訪れた人を楽しませていた。
音楽通じ国際交流 松川すずの音ホール ブリュッセル弦楽四重奏
大北地域の住民有志でつくる矢車草の会(石曽根佐和江代表)は6日、「ブリュッセル弦楽四重奏演奏会」を松川村すずの音ホールで開いた。音楽を通じて国際交流を推進したい、と昨年から同会が行っている演奏会。訪れた約280人が弦楽器が奏でる透き通った音色に酔いしれた。
石曽根代表は15年ほど前、和楽器奏者として、ヨーロッパや、弦楽器が盛んなベルギー・ブリュッセルと文化交流を行っていた。その当時世話になったという演奏者らとの縁で今回の演奏会が実現した。