2010年11月10日(水)付
心に響く創作堪能 朗読と歌のコンサート 小谷中 関西在住のボイスパフォーマー・HIKARIさんと、シンガーソングライター壮馬さんによる朗読と歌のコンサートが5日、小谷村で開かれた。小谷中学校のPTA講演会と、公民館と村図書館の子育て支援・読み聞かせ講座で自作を披露。次世代を担う子どもたちや保護者らが、心に響く創作の世界を堪能した。 |
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影武者シンセ初共演 紅葉の霊松寺コンサート 大町市内を拠点に全国でシンセサイザー奏者「影武者」として活動する小尾信二さん(62)は7日、霊松寺でコンサートを開いた。東京都と愛知県のシンセサイザー仲間をゲストに招き、「影武者バンド」として初共演。紅葉盛りの境内に、アナログシンセサイザーの幻想的な音色を響かせた。 ゲストで参加したのは愛知県の岸弘信さん(41)と東京都の小池信幸さん(39)。シンセファンの二人は、現役でアナログシンセの奏者として活動する影武者に関心を持ち、昨年松本市でコンサートを聞いたことがきっかけで共演が実現した。 小尾さんと岸さんは世界的なシンセサイザー奏者「喜多郎」さんが使っているのと同じ貴重なシンセ・ミニコルグ700Sと800DVを並べ、小池さんのパーカッションに合わせ、喜多郎の「シルクロード」「空の雲」などの名曲を奏でた。 |
イチョウとモミジ競演 池田町長福寺で最盛期 池田町滝沢の長福寺(中村祐孝住職)境内に並ぶイチョウとモミジの紅葉が最盛期を迎えている。黄と赤の競演に連日、カメラを手にした多くの観光客らの姿であふれている。 高さ30bのイチョウと樹齢100年を超えるモミジが寄り添うように並び、紅葉期には黄と赤のコントラストが境内を飾る。町を代表する紅葉スポット大峰高原の大カエデにも劣らない彩りとなっており、足を運ぶ人も増えてきている。 しきりにシャッターを切っていた男性は「黄色と赤がともに鮮やかで、見事なものです」とレンズをのぞき込んでいた。 |
火渡りで無病息災 八坂の藤尾覚音寺例祭 大町市八坂の藤尾覚音寺(與儀龍祥住職)は7日、秋の例大祭を開き、「火渡り」の行事が八坂情報コミュニティセンターアキツ前の広場で行われた。奈良吉野の修験者や一般参拝客が火がくすぶる灰の上を歩き、感謝と息災を祈った。 法要の後、護摩をたいた灰の上を修験者が気迫を込めて渡った。訪れた一般の参詣者も素足で火がくすぶる灰の上を渡り、災難よけを願った。 |
花と自然テーマに書 白馬村文化祭で披露 白馬村のウイング21で5から7日まで「第40回白馬村文化祭」が開かれた。公民館を活動拠点に、地域で活動するサークル・グループなどの学習団体が、日ごろの活動の成果を発表。40回の節目の文化祭として多彩な催しも行われ、多数の来場者でにぎわった。 6日は同村の日本教育書道連盟公認教授・山田翠慧さん主宰の書道教室「白馬良い書」で学ぶ小中学生の書道ガールズ・ボーイズ23人が、書道パフォーマンスを披露=写真。縦5b、横6bの巨大な和紙に、白馬の花と自然をテーマに豪快な文字を書き、来場者は息をのんで見守っていた。 |
野菜を多く「食育見学」 大町西小 アップルランドとホクトで 大町市の「アップルランドデリシア大町駅前店」(早川善文店長)とエリンギ、ブナシメジ製造をする「ホクト大町きのこセンター」(第一きのこセンター・小嶋直弥所長、第二きのこセンター・伊藤浩一所長)は9日、食育授業を行った。大町西小学校(幅下守校長)3年生児童約60人がサラダづくりやキノコの製造過程を見学しバランスのよい食事の勉強、「食」への知識を深めた。 同事業は両社が加盟している食育活動「ファイブ・ア・デイ」の一環。同活動は野菜をより多く摂取するため、一日70cの野菜5皿と200c以上の果物を摂取することを目標とするもの。昨年から、地元の子どもたちに「食」に関する知識を学んでもらおうと、アップルランドとホクトが協力し事業を行っている。 |