2010年11月11日(木)付


3年連続100万人突破 「避暑」やキャンペーン奏功 アルペンルート トロリーバス
 大町市と富山県を結ぶ市内最大の観光路線、立山黒部アルペンルートの長野県側玄関口、関西電力トロリーバスの本年度入り込み数が10日までに、100万人を突破した。ケーブルカーの事故などを乗り越え、巻き返しを図ったキャンペーンの効果や、暑い夏の避暑を高原に求めた観光客の動向で、3年連続の大台突破を成し遂げた。
トップページ

●当サイトに掲載の記事・画像の無断転載を禁じます。すべての著作権は大糸タイムス社に帰属します。
Copyright(C)2010 OHITO TIMES Co., Ltd. All Rights Reserved.

11月の一覧
新食感 米粉のピザ ひよこクラブ料理教室
 大町市平公民館(傳刀孝男館長)の未就園親子教室「ひよこクラブ」は6日、親子で挑戦する料理教室を開き、「米粉のピザ」を調理した。ウインナーやコーンなど子どもが好む食材のほか、ひじきの煮物やきんぴらなど和風のトッピングで、新食感のピザを試食した。
親子25組は米粉と強力粉をこねた生地を丸めおとなの手のひらほどに延ばし、思い思いに具材をトッピング。チーズをのせてオーブンで焼きあげた。
不戦の誓い新たに 池田町で戦没者追悼式
池田町と町遺族会は9日、平成22年度戦没者追悼式を町公民館で開いた。参列者約50人が、西南戦争から太平洋戦争までに亡くなった、403柱の冥福を祈り、不戦の誓いを新たにした。
式典では戦没者に黙とうをささげ、町や遺族会、町と県の議会、自治会代表者らが献花。遺族会主催の慰霊祭では、八幡神社境内に建立された慰霊塔を前に神事を営んだ。
勝山隆之町長は町が7月1日付で、核兵器廃絶に取り組む、平和市長会議の加盟都市に認定されたと発表。「世界各地で今なお、戦争やテロ行為が繰り返されている。核兵器のない世界の実現や、平和を愛する心をはぐくむ町政を推進したい」と決意を述べた。
早春賦の歌詞額寄贈 愛唱する会 小中高校に
 大町市発祥といわれている「早春賦」に親しむ「早春賦を愛唱する市民の会」(松山玉江会長)は9日、早春賦歌碑建立10周年を記念して、市内11の小中高校に早春賦歌詞を揮毫(きごう)した額を寄贈した。子どもたちに「早春賦」に対する思いを引き継いでほしいと願いを込めた。
同会は平成10年から歌碑建立の準備をはじめ市民に募金を募るなどして、12年に大町市文化会館敷地内に歌碑を建立した。10月には10周年記念コンサートや講演会も行った。早春賦はJR信濃大町駅前の時計塔の時報に使われるなど市民に浸透している。
ダイコン収穫し交流 小谷保育園児お年寄りと

 小谷保育園の年中園児は5日、同村伊折地区で伊折農業生産組合のお年寄りと作っている、約2eの大根の共同畑で収穫作業を行った。地域のお年寄りとともに農作業をしながら、子どもたちの地産地消への意識を高める同園の食育の一環。収穫の喜びをわかちあいながら異世代交流を深めた。
力自慢白馬に集結 県ベンチプレス選手権
 白馬村の白馬五竜エスカルプラザを会場に7日、「第2回長野県ベンチプレス選手権大会」が開かれた。県内外から50人余の力自慢が集結し、迫力ある熱戦を繰り広げた。
 ベンチプレスは人間の基本的運動要素の腕力を鍛えるウエートトレーニングスポーツ。スクワット、デッドリフトを加えて行うパワーリフティング競技の3種目の1つ。健康トレーニングの代表的種目がそのまま競技種目に発展しているため、幅広い年齢層と男女を問わず人気がある。
 2年前に「長野県パワーリフティング協会」が発足。ウエートトレーニングの正しい普及発展で県民の健康と体位の向上をはかろうと、ベンチプレス大会などの大会運営をはじめとする活動を続けている。