2010年11月14日(日)付


多機能リハビリテーブル 白馬中資源回収で寄贈
 白馬村の白馬中学校(丸山強校長、全校279人)は11日、同村の特別養護老人ホーム白嶺(川上明子所長)を訪れ、福祉委員会の生徒が中心となって資源回収の収益金で購入したリハビリテーブルを寄贈した。  同校は生徒の福祉・環境問題への意識向上をめざし、生徒会が主体となり資源回収を実施。収益金を福祉施設への物品の寄贈やユニセフへの募金に充てている。同施設のほか、介護老人保健施設・白馬メディアへの寄贈も行われる。
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自然訪ね歩き撮影 大町市のPIC写真展
 
大町市の写真撮影グループ「PIC」(フォトイメージクラブ・西澤要会長)の写真展が16日まで、仁科町のギャラリーいーずらで開かれている。「山河逍遥(しょうよう)」をテーマに、会員らが夏から秋にかけて自然を訪ね歩き撮影した近作の風景写真29点を展示している。
自慢の和菓子にふれる ぐるっと池田町中散歩
池田町の中心市街地を歩く「ぐるっと池田街中散策」(北アルプス展望ウオーク実行委員会主催)が13日、開かれた。初企画として「お菓子屋さん巡り」と銘打ち、参加者が町内和菓子店4店舗の買い物を楽しみながら、地域の歴史や文化にふれた。
 県内各地から家族連れなど約50人が参加。町役場を発着点に、観光ガイドマスターの案内で、寺社仏閣や史跡をめぐる約4`を歩いた。道中の菓子店では配布された竹かごに、町のシンボル・てるてる坊主や町内の名勝をモチーフにした、各店自慢の銘菓を購入し詰め込んでいた。
利用者秋の味覚堪能 白馬メディアそば祭り
 白馬村の介護老人保健施設「白馬メディア」(宮城彰施設長)はこのほど、恒例のそば祭りを開いた。小谷村の「栂池そばの会」(松澤貴子会長)の会員が同施設でそば打ちの実演ボランティアを行い、利用者が秋の味覚を堪能した。
 会員はお年寄りたちを前に、工程を「実況中継」しながら日ごろの腕前を披露。お年寄りたちもそば粉をさわってこねたり、そばを延ばしたりする工程を体験した。
 遠巻きに見守っていたお年寄りが、会員の誘いに応じて車いすから立ち上がってそばをこねたり、「あんまりゆっくり打つとそばが風邪をひくよ」と話すなど、いつもより積極性が感じられ、職員が驚く場面も。昔ながらの職体験を心から楽しんでいた。

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11月の一覧
オオヤマザクラ贈る 姉妹20年立川市で植樹式 大町市
 大町市は10日、姉妹都市の東京都立川市(清水庄平市長)へ市木のオオヤマザクラ2本を贈り、立川市役所で植樹式を行った。来年3月に迎える姉妹都市提携20周年に向け、両市の民間から商業まで幅広い交流を重ねた友情を深めるシンボルが東京に植樹された。
植樹式は、春に新築されたばかりの立川市役所西玄関前で行われた。高さ3bほどに成長したオオヤマザクラが植えられ、大町市の降旗和幸産業観光部長と清水市長が土をかけて、両市の友情を確かめた。
万一に備え連携確認 新築仁中で消防総合訓練
 北アルプス広域大町署(伊藤和實署長)などは、秋の全国一斉火災予防運動期間中の13日、消防総合訓練を新築されたばかりの市立仁科台中学校を会場に開いた。同署や市消防団、県消防防災航空隊など関係者ら約100人が参加。連携体制を確認するなか、新校舎の構造や周辺環境の掌握とともに万が一の事態に備えた。
 訓練は、中学校1階給食室から火災が発生し、3人が逃げ遅れ、4人が負傷した想定で行われた。はしご車や県消防防災ヘリコプター「アルプス」も出動。通報、初期消火、応急救護、放水など大規模訓練に、参加者の表情も緊張感で包まれ、迅速な行動を見せていた