名残トマトで保存食 JA大北おたり めだかの学校
 JA大北おたり支所女性部の中土支部女性会員グループ「めだかの学校」は15日、中土店舗「雪洞(ぼんぼり)」内の調理加工施設で料理講習会を開いた。約30人の会員が参加。以前トマト栽培を学んだ元JA大北営農指導員の松沢正猛さんから「女性部の活動に役立てて」と提供された、ことし最後のトマトを使い、保存食作りに取り組んだ。
 提供されたのは、収穫期が終わりに近づいた名残の赤トマトと青トマト。青トマトは完熟前に収穫されたため、熟れたトマトのような甘みはないものの、独特の香りが高く、実は堅くしっかりしているので漬物などに向いているという。トマトと玉ねぎなどをまぜ合わせ「ピクルス」を試作した。
夢農場でフユザクラ 紅葉山間地つつましく

 池田町陸郷の観光農園・夢農場で、季節外れのサクラが花を咲かせている。紅葉に彩られ肌寒さを感じる山間地で、つつましく咲いた白い花が見る人を楽しませている。
 夢農場には、「十月桜」とも呼ばれるフユザクラが約20本植えられ、うち10本ほどが花をつけている。つぼみのうち、例年2〜3分が10月下旬から11月まで開花し、残りが4月中旬ころ咲くという。
シーズンの健闘誓う 白馬村スキークラブ団結式

 白馬村の白馬村スキークラブ(太田敏彦会長)は16日、「平成22年度団結式」を同村多目的ホールで開いた。活動開始にあたり、クラブ員の士気を高め活躍を期待する激励も込め、ことしから名称を「結団式」から「団結式」に改称した。クラブに所属する11団体の小中高生クラブ員や関係者約100人が参加。それぞれの代表者11人が力強い決意表明を行い、シーズンの健闘を誓った。
上々出来栄え満足 松川 リンゴオーナー収穫日
 リンゴオーナー制度を実施する松川村内6か所の農園が13、14の両日、統一収穫日を迎えた。県内外から訪れたオーナーたちが、たわわに実った晩生種「ふじ」を枝からもぎ取り、収穫の喜びを味わっていた。
 制度は村観光協会が、松川と地域の特産品に親しんでもらおうと、毎年行っている。村民と県外者がふれあう貴重な機会として、村の観光PRに生かされている。ことしは県内外の173人が、リンゴの木187本のオーナーとなり、地元農家が責任を持ってリンゴを育ててきた。
退職帰農者に基礎知識 北安改良普及センター初講座
 北安曇農業改良普及センター(鈴木秀行所長)は17日、定年帰農者向けの農業基礎講座を北安曇地方事務所で開講した。退職後に農業に取り組みたい・復帰したいと考える人を対象に、6回の講座を通して基礎知識を学ぶ講座で、大北では初めての試み。
 団塊の世代が定年退職期を迎えていることに合わせ、農地を持ちながら十分に活用できていない兼業農家が、退職に合わせて農業に復帰しやすくするきっかけとなる基礎知識を伝えようと実施した。
 定年退職などで農業経営を始めた人や就農希望者を対象に、大北地域の主要品目・推進品目についての経営や栽培管理などを学ぶ。来年2月までの6回で10講座を行う。

2010年11月18日(木)付


ピョンチャン招致応援 大北の実行委 結成総会
 白馬村を中心とした大北地域と長年交流がある韓国ピョンチャン郡の冬季五輪招致運動にエールを送る「NAGANO応援団」実行委員会が17日、白馬村で結成された。大北北部の市村や県内スキー関係者らを実行委員に、招致応援活動を通じ、長野への韓国人観光客のさらなる誘致含めた日韓交流の輪拡大に向け一致団結した。
 実行委員会結成総会は同村ふれあいセンターで開かれた。大北地域はじめ県内の観光関係者ら20人ほどが出席した。会の正式名称や役員選出などが行われた。実行委員長には、前段階の準備会で会長を務めた福島信行さんが選ばれた。
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