2010年11月19日(金)付


効率向上自立拠点に 白馬里山塾 作業所スペース倍増
 白馬村みそら野の「クロスロード白馬里山塾」(本部・社会福祉法人しあわせ=千曲市)はこのほど、障害者の相互支援と社会参加を目的とする同塾の共同作業所「東生小屋」の、作業所スペースを広げることを主な目的に、従来の倍の規模に増築した。これにより作業効率を上げるとともに、これまで10人定員だった入所施設利用者の受け入れ幅を20人まで拡大し、大北北部地域在住の利用希望者の拠点として、自立と自活につなげたいとしている。
トップページ

●当サイトに掲載の記事・画像の無断転載を禁じます。すべての著作権は大糸タイムス社に帰属します。
Copyright(C)2010 OHITO TIMES Co., Ltd. All Rights Reserved.

11月の一覧
仁科の里ピュアフェスタ サークル活動成果発表
 大町市平公民館・女性未来館ピュア(傳刀孝男館長)の「利用者の会」(久保井トモ子代表・38サークル)主催の、「第23回仁科の里『ピュアフェスタ』」はこのほど、女性未来館ピュアで開いた。サークル活動の発表に600人以上が訪れ、会場をにぎわせた=写真。
手芸や書道など、作品展示は3日間の日程で行われ、丹精込めた創作品が一堂に並んだ。年々の上達ぶりや、新作発表を楽しみに訪れる人々が、熱心に見て回っていた。
こぶし保 ゆっくりもぎ取り リンゴ狩りと焼いも大会
 大町市栄町のこぶし保育園(中村慶子園長・園児63人)は16日、同市中原町の「サスナカりんご園」(中村元治代表)でリンゴのもぎ取り、年長児が中村敬一郎さん宅の畑で収獲されたサツマイモの「焼きいも会」を行った。近隣地域の人々の好意や協力で秋ならではの自然体験を満喫した。
リンゴのもぎ取り体験に同りんご園を訪れた子どもたちは、小枝に垂れ下がる赤い実に「わーいっぱい!」と笑顔。赤く色づいたおいしそうな「ふじ」をひとり一個ずつ選ぶと、地面に落とさないよう枝からゆっくりともぎ取っていた。
安全性重視し体験 大北PTA連母親委 ヨーガ&ピラティス
 大北地域の19小・中学校の母親代表者で構成される大北PTA連合会母親委員会(鳥谷千穂委員長)は15日、後期研修会「ヨーガ&ピラティス」を大町市総合体育館大アリーナで開いた。100人余りの母親が各校から参加し、妊娠中の女性でも体験できる安全性を重視した女性ならではのエクササイズに挑戦した。
同研修は母親の心の安定が子育てに必要不可欠と考え、イライラや落ち込んだ気持ちを簡単な呼吸法や運動で解消につなげるとともに、体を動かし日ごろの運動不足解消やストレス発散の場になればと開催した。
野外保育の環境整備 松川村 東農大学生も除伐に汗
松川村西原地区の野外保育施設「安曇の空の下 自然保育 季楽」(山田季予子代表)は17日、来春開園を予定する森林で環境整備を行った。東京農業大学森林総合研究学科の学生有志も参加し、実地学習の場として除伐作業に汗を流した。
学生は施設アドバイザーの上原巌准教授の造林学研究室で学ぶ、4年生・竹内啓恵さん(39)と3年生・藤城崇成さん(20)。森林療法や森づくりを学ぶなかで、人と森のよりよい関係に役立てようと参加した。
作業は、学生と施設スタッフ、上原准教授の6人が、開園予定地のアカマツ林3fのうち、0・5fを休憩スペースなどとして整備。子どもたちが四季を感じるられるよう広葉樹を残し、のこぎりなどで不要な木を伐採した。枯れた木も活用し、円形に並べて広場をつくった。
望む治療の心構え 講演「がんを無くすために」 小谷村で

 北アルプスでがんを征圧する会の講演会「がんを無くすために」は14日、小谷村役場の多目的ホールで開かれた。厚生連安曇総合病院の平林直樹病院長補佐兼泌尿器科部長が「もしも前立腺がんになったら」、長野県議会がん征圧議員連盟会長の宮澤敏文氏が「長野県のがん治療への提言」と題し講演した。