2010年11月20日(土)付

親子賞に長田さん家族 秋の写生大会入選決まる 白馬振興公社
 白馬村振興公社主催の第27回いこいの杜(もり)秋の家族写生大会の入選作品が決まった。最高賞の親子賞(村振興公社理事長賞)には名鉄の長田さん家族の作品が輝いた。長田さん家族は、里の紅葉や緑、空の青を取り入れながら秋めく白馬の自然を水彩画で表現した。
 親子賞は家族でそれぞれ描いた自然を題材とした作品を総合的に評価するもので、長田さん家族の作品は、母のるり子さんと長男の幸大くん(白馬南小5年)、次男の光広くん(同2年)がそれぞれ手がけた3枚の作品。
池工にボルダリング壁 普及目指し校外利用も

 池田工業高校(春原武彦校長)はこのほど、県山岳協会の協力でフリークライミングの一種・ボルダリング用の壁を、校内格技室に設置した。県内高校で最大級の設備となり、競技の普及を図るため、一般の山岳関係者や他校山岳部にも開放する。
 設置は、県山岳協会理事長で同校山岳部の顧問を務める、大西浩教諭が運動部の体力づくりなどに活用しようと、体育科の教諭と検討してきた。平成18年の北信越国体で使われた、競技用壁の活用策を模索していた同協会が設備を提供。森山議雄副会長が直接、施工を担当し実現した。
同級生に「交通安全」 大町北小で少年団 啓発

 大町市大町北小学校(丸山峯男校長)は18日、同校児童の大町地区交通少年団員による啓発活動を同校昇降口付近で行った。来月11日から始まる、「年末の交通安全運動」に先駆け同級生や仲間に啓発用のティッシュペーパーやチラシを手渡しながら交通安全を呼び掛けた。
 半ズボンやスカートの黄緑色の制服姿の団員たちは寒さにも負けることなく、登校する友人らと元気良くあいさつを交わした。ことし最後の活動に、率先して声をかけ成長した姿が見られた。

抜き打ちで対策強化 大雨想定し非常参集訓練 大町市

 大町市は19日、市災害対策本部員職員の非常参集訓練を実施した。職員に事前に実施日時を知らせない「抜き打ち」で実践的な訓練を行うことで、勤務時間外の迅速な初動態勢を確立する狙いで、初めて実施した。
 理事者や部課長、消防防災課職員でつくる災害対策本部員を対象に実施。午前6時に避難勧告につながる大雨が発生した想定で、6時15分に緊急用の電子メールで計43人の本部員に通達。午前8時に立ち上げた災害対策本部員会議の実施までに、約6割に当たる25人が集まった。
勧請80年商売繁盛 西宮神社でえびす講大祭 大町市
 大町市八日町の西宮神社で19日から、「えびす講大祭」が行われている。兵庫西宮神社から勧請して80周年の節目の例祭で、冬支度を前に五穀豊穣や商売繁盛を願う。中央通りの商店街でも、各商店が売り出しを行っている。
 同神社は昭和5年、商売繁盛の信仰で名高い「えびす様」を祭った兵庫西宮神社から、当時の仁科神明宮の宮司が勧請し、信仰を集めた伊勢神宮とともに祭った。「えびす講」は、冬支度を前に五穀豊穣や商売繁盛を願う商業者の祭りとして根付いている。境内は、お札や縁起物の福ざさ、お守りなどを求める来場者でにぎわった。
実りに感謝イベント JA大北中部感謝祭

 JA大北(西山隆芳代表理事組合長)の中部感謝祭が19、20の両日、大町市平の中部営農センター周辺の特設会場で開かれている。大北地域の特産物を中心に、食品や生活日用品、農機具などが並び、約50社の協賛を受け盛大に開催。地域のJAを利用する住民らがつめかけ、買い物や福もちまきなどのイベントを楽しんだ。
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