2010年11月21日(日)付
冬のもてなし参考に JA大北 観光見本市 JA大北は16日、白馬村のAコープ白馬店で大北管内北部の宿泊業者を対象とした「業務用冬期観光見本市」を開いた。冬の観光シーズンを前に、専門家によるもてなしのメニューの提案やアドバイスを参考にしてもらおうと、毎年開かれている。同店と取引のある宿泊業者向けに、生鮮食品・冷凍・一般食品、菓子、雑貨、業務用食器、調理器など、100社の企業や団体が出展した。 それぞれのブースには商品サンプルやそれらを利用した創作料理の数々が並んだ。近年は食品の保存の技術革新が飛躍的に進み、味・彩り・栄養価のすべてが優れた商品が出そろった。宿泊業者らは食でのもてなしの向上に向け、熱心に品定めしながら次々に予約注文を行っていた。 |
大町市体育協会 「夢あきらめず努力を」 ラモス瑠偉さん講演 大町市体育協会と県体育指導委員研究協議会は20日、スポーツ講演会を大町市文化会館で開いた。サッカーJリーグ・ヴェルディ川崎やサッカー日本代表としても活躍したビーチサッカー日本代表の監督でスポーツ評論家のラモス瑠偉さん(53)が「夢をあきらめない」と題して講演した。県内の体育指導員や一般聴講者が会場を埋め、ラモスさんは「少しの才能を自分で磨いてがんばり続けること」と夢実現にむけて大切な気持ちを話した。 同講演会は、市民の健康づくりやスポーツへの関心を高め、普及啓発を図ろうと、毎年スポーツ界で活躍したアスリートを招き開いている。県体育指導委員研究協議会総会と併せて開かれた。 ラモスさんは20歳でブラジルから来日し、日本サッカーリーグ読売クラブに所属。平成5年に発足したJリーグの「ヴェルディ川崎」に入団するなどサッカー界で活躍し、名を残している。 |
白馬公民館 郷土食に新しい工夫 健康おばちゃん料理教室 教養・趣味を中心としたさまざまな分野で幅広い世代の村民が楽しみながら学びを深めてきた、白馬村公民館主催の生涯学習講座・ふれあい教室がまとめの時期を迎えている。16日は「健康おばちゃんの料理教室」が本年度の最終回を迎えた。食生活改善推進協議会白馬支部(横田廣江会長)の村内各地区の会員が交代しながら、6回のコースで旬の素材を使った伝統食や創作料理を伝えてきた。最終回は新田地区の会員が「秋野菜のすいとん」「ブルーベリー入りそばようかん」など、地域で昔から親しまれてきた素朴で懐かしい味に新しい工夫を加えた、ヘルシーで栄養価満点の料理を紹介。参加者は調理のコツを聞きながら会員と交流を深めた。 |
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園児が冬野菜収穫 安曇野まつかわ農業小 松川村の北保育園は19日、村営農支援センターや農業委員会が食育活動として進める「安曇野まつかわ農業小学校」で、冬野菜の収穫を行った。年中と年長児約100人が、手にしたハクサイやダイコンに顔をほころばせ、収穫の喜びを体感していた。 子どもたちは2か月ほど前にハクサイの苗を植えた約2eの畑で、大きく育った野菜を収穫。根元から切ったみずみずしいハクサイを両手いっぱいに抱え、「重い」と声を上げながら、袋に詰め込んでいった。 |
宮沢賢治の星空たどる フォーマルハウトがまつり 大町市の大町エネルギー博物館友の会「フォーマルハウト(梅田敏男会長)」は20日、「星空まつり」を同博物館で開いた。手作りのプラネタリウム作品「賢治さんの星空」を上映し、宮沢賢治の物語や詩に登場する星座の数々を、投影された星で紹介した。 「銀河鉄道の夜」などで知られる童話作家・宮沢賢治の作品中にはさそり座をはじめ様々な星が登場する。プラネタリウムでは、「星めぐりの歌」をもとにさまざまな物語と星を紹介した。おおぐま座・こぐま座に伝わる物語をもとにしたブラックパネルシアター「お休みのない親子」も披露された。 |
シクラメン出荷最盛 JA中部 人気のミニ10万鉢栽培 大北地域で、冬の代表的な鉢花「シクラメン」の出荷が最盛期を迎えている。大町市平のJA大北中部育苗センター(工藤治男管理者)でも、11月末までピークが続き、温室ハウス内では葉組みやラベル張りなどの出荷作業に追われている。 ことしは猛暑の影響で花の開花が遅れたことから、平年より1週間ほど遅い10月の第2週から出荷が始まった。現在は1週当たり平均400ケース、約1万鉢が中京・関西方面に出荷され、作業は12月下旬まで続く。 今年も1月中旬に種をまき、5−6月に植え替えをして9月から花が咲き始めた。ミニシクラメンは10万鉢、5号鉢は約2000鉢が、1年間丹精込めて育てられ、赤や白、ピンク、バイオレットなど、6色の花がハウス内一面に咲き誇っている。 |