一年の活動成果披露 チャリティーコンサート 山の音楽
 白馬村と小谷村を中心とした愛好者でつくる吹奏楽団・山の音楽家(平澤英治団長)は20日、第23回定期演奏会を白馬村のウイング21ホールで開いた。収益を社会福祉に役立てるチャリティーのコンサートに、村内外から約350人の観客が訪れ、練習を重ねた熱演を楽しんだ。
 演奏は「ウイーンはウイーン」で幕を開け、トランペット吹きの休日やブルー・タンゴなど吹奏楽の名曲が続き、それぞれが練習の成果を発揮した。なつかしのレトロ歌謡曲や「宇宙戦艦ヤマト」、時代劇の銭形平次や水戸黄門、暴れん坊将軍のメドレーは老若男女に好評だった。
小中生練習成果競う 池田町で大北卓球大会

 第15回大北地区小中学生卓球大会が20日、池田町総合体育館で開かれた。大北管内の小中学生や一般、約100人の選手が日ごろの練習成果を発揮して、養ってきた卓球の技術を競った。
 同大会は大北の小中学生の技術を伸ばそうと毎年開かれている。スポーツを通した礼儀や強い精神の形成も図っている。選手らは相手に負けまいと真剣な表情で試合に臨み、球の軽快な音を響かせていた。
秋恒例 笑顔の一席 風まんだらまつかわ寄席
 松川村の落語グループ「まつかわ落語会・風まんだら」企画の落語寄席「第4回秋のまつかわ寄席」が21日、松川村すずの音ホールで開かれた。訪れた人が披露される落語で心と体を温めた。
 同寄席は、同会が毎年開いている恒例の一席。地域活性につなげようと行っている。
 同会の指導にあたっている古今亭菊生さんや柳亭市也さん、柳家紫文さんが高座に登場。いつも馬鹿だ馬鹿だと言われる与太郎が親戚の新築した家をほめて汚名返上しようと考える「牛ほめ」などが披露された。会場には、来場者の笑い声が絶えず響いていた。
愛好家軽快に演奏 ニュースリーシャープス 豊科公民館
 池田町や大町市など安曇野の社会人音楽愛好家らでつくる社会人ビッグバンド「ニュー・スリー・シャープスオーケストラ」(井口忠彦バンドマスター)の第18回定期演奏会が21日、安曇野市豊科公民館で開かれた。練習を重ねてきた、楽しく軽快な音楽を披露した。
 同バンドは昭和46年に結成。松川村の小口精工を練習会場に定期的な練習を重ねている。松本市から大町市にかけて、慰問や社交ダンスのバック演奏などの活動も行っている。
アジ・アフ支援評価 フィランソロピスト奨励賞 大町北校
 大町市の大町北高校(小林善一校長)は本年度、公益社団法人・日本フィランソロピー協会の「青少年フィランソロピスト賞」の奨励賞に選ばれた。四半世紀にわたって続くアジア・アフリカ難民支援活動への取り組みが評価された。
 同賞は、寄付やボランティアに取り組む青少年の活動を顕彰することで、子どもたちの成長や人間力の向上につなげようと贈る賞。奨励賞は、文部科学大臣賞1校に次ぐ賞で、他に全国から3校が受賞。贈呈式は12月2日に東京都千代田区の日本プレスセンタービルで行われ、アジアフ係や校長、顧問らが出席する予定。

2010年11月23日(火)付


白馬村 木流かさ地蔵冬支度
 雪化粧した北アルプなど大北地域にも本格的な冬の到来が迫っている。各地で雪囲いなど冬支度が進むなか、JR白馬駅東側の公園に並ぶ木流かさ地蔵の頭上にもかさがかぶせられた。北アを背景に、笠の上にこんもりと雪の積もる光景は、白馬の冬を切り取る撮影スポットとして注目を集めそうだ。
 木流かさ地蔵は、地域の活性化を願い、白馬町活性化推進委員会、(新沢恵委員長)が昨年5月に建立した。北アをバックに6体の地蔵が並び、観光客をはじめカメラ愛好者の姿も多く見られるようになってきた。
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