2010年11月24日(水)付

基本は呼吸と姿勢 小谷村 バランスボールで美しく

 小谷村総合型地域スポーツクラブ(北村順二代表)と村公民館、村教育委員会は21日、トータルフィットネスコーディネーターの中尾和子さんを招いた講演会を小谷小学校体育館で開いた。「すべての基本は呼吸と姿勢」にあるとし、第一人者にバランスボールを用いて美しく正しい姿勢の作り方を学んだ。

技能・農業功労と優良工事 大町で褒章・表彰式典
 大町市は「勤労感謝の日」の23日、技能・農業功労者褒賞と優良建設工事表彰式典を、大北農協会館アプロードで開いた。長年一つの職業に打ち込んだ住民や、優れた建築工事を行った企業などの功績をたたえた。
 技能功労者は6職種18人が、30年以上にわたって技能・技術の向上に努め、後進の育成や各業界の発展に貢献したとして褒賞された。農業功労者は用水の安定配分、県オリジナル品種のリンゴ導入、地元野菜の普及などに努めた3人が、農業振興に寄与したことが認められた。
 優良建設工事表彰では市が発注した工事のうち、安全管理や品質確保、迅速性などに優れた3件で施工者と担当技術者が受賞した。
牛越徹市長は「受賞者のみなさんの努力に対して、深い敬意と感謝を表したい。長年培った技は、地域を支える大きな力。業界の発展と後継者育成のため引き続き尽力してほしい」と話した。
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11月の一覧
スキー100周年でイベント発信 白馬で合同スキー場開き
 間近に迫ったウインターシーズンの到来を前に白馬村で23日、合同スキー場開き(村索道事業者協議会・村観光局主催)が行われた。ジャンプ競技場前で「雪乞(ご)い」を兼ねた神事が行われ、村内6スキー場の関係者ら数十人が参加して一日も早い十分な降雪や安全で活気あふれるシーズンとなることを祈願した。
神事前には村観光局で記者会見があり、来年1月の日本スキー発祥100周年を記念した村内開催イベントの概要も示された。
 記者会見には村観光局代表理事の太田紘煕村長や村索道事業者協議会の倉品光之会長、村内スキー場関係者らが臨み、スキー発祥100周年に合わせた取り組みを発信した。
発足3年目進む普及 北アフットサル 技競う最終節
 大北、安曇野で活動するフットサルチームが参加するリーグ戦「北アルプスフットサルリーグ」(北アルプスフットサル振興協議会主催・土岐達也会長)の最終節(全6節)が14日、大町市の大町総合体育館で開かれた。18チーム、約200人のフットサル愛好家たちが技を競った。
同リーグは平成20年から開催。平成19年12月に県フットサル連盟やサッカー協会からの要望もあり、北アルプス広域のフットサル振興組織を立ち上げた。フットサル振興を基本理念に、北アルプス地区で大人から子どもまでフットサルを普及、発展させ、多くの選手が楽しくプレー、毎年参加者も増えている。
 高校生以上男子で編成するビギナーの部10チームと、出場選手の1人に小学生か女性を含めて編成するミックスの部8チームが春から全6節で争った。
打ちたて十割の味 白馬村 健学塾そば祭
 白馬村のNPO法人・地域健康づくり支援研究所「健学塾」(仲学代表)はこのほど、同塾が管理する同村白馬町の交流施設「あいんち」で「そば祭」を開いた。地域の高齢者に打ちたてのそばを味わってもらおうと、新そばの季節にあわせ実施されている取り組み。ことしは「こだわりの十割そば」をテーマに、厳選したそば粉を100l使用した、つなぎをいっさい使わない本格的そばを提供。村内外から多数の来場者が訪れ、打ちたてのそばに舌鼓を打った。
郷土食いとこ煮講習 「あったかごはん」刊行機に

 白馬村観光局はこのほど、村民を対象とした第4回郷土料理講習会を役場調理室で開いた。観光局が取り組んできた郷土食のレシピ本「白馬村のあったかごはん」刊行を機に、村内に郷土食を広めていこうと企画。大北調理師会白馬支部の奥野辰一郎さんを講師に、旬の食材を使って昔ながらの伝統食や現代風にアレンジしたアイデア料理に取り組んだ。