2010年11月26日(金)付


知識普及と検査推進 世界エイズデー街頭啓発
 「世界エイズデー」普及啓発週間(県、県教育委員会主唱)初日の25日、大町市の大町保健福祉事務所はJR信濃大町駅前で街頭キャンペーンを行った。「世界エイズデー」(12月1日)と「性の健康週間」(25日から12月1日)にあわせた普及啓発週間で、「続けよう 〜Keep the promise,Keep your life〜」をテーマに12月1日まで、啓発展示などでエイズへの理解を深めることなど呼びかける。
同事務所職員が駅利用者や通行人に啓発ティッシュを配り、「世界エイズデー」が始まったことやエイズの正しい知識の普及、エイズ検査の推進などを呼びかけた。同事務所は「エイズやHIVにはまだ偏見や差別も多い。正しい知識や検査推進の普及を呼びかけたい」と話した。
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11月の一覧
感謝込めて窓ふき 八坂中ふるさと清掃
 大町市の八坂中学校(木我直由校長)の全校生徒46人は22日、「ふるさと清掃」を実施した。地区内でクマの出没が多いことから開催が危ぶまれたが、例年の道路清掃に替えて、地域の公共施設の窓などを感謝の気持ちを込めて磨いた。
 市役所八坂支所、たけのこ保育園、情報コミュニティセンターアキツ、吉原商店、トレーニングセンター、明日香荘、バス停の7施設を委員会ごとに分かれ、清掃活動にいそしんだ。吉原商店では窓ふき、たけのこ保育園では網戸の掃除やぞうきんがけなどの作業を行った。
同校は地域への奉仕活動として、毎年道路清掃などを実施している。
風景や家族の写真 VPS池田町で作品展
 中信地区の写真愛好家らでつくる、池田町の「V・P・S(ビデオ・アンド・フォト・サロン)」(横川洋輔代表)は12月1日まで、第2回作品展を同町の安曇野東山包美術館で開いている。会員25人が1年間の集大成として、風景写真など25点を発表している。
作品は紅葉や雪に彩られた四季の風景、笑顔あふれる家族の表情など、会員たちが楽しみながら撮影した写真ばかり。なかにはヒマワリの花を接写し、規則正しく並ぶ種を「おもちゃの兵隊」に見立てた、ユニークな作品も展示された。
ひと足早くXマス 司厨士北ア支部松川で
 全日本司厨士協会北アルプス支部(村上正義支部長)は24日、松川村の松川南、北保育園を訪れ、子どもたちにひと足早くクリスマス気分を味わってもらおうと、洋菓子作りを通じて園児と交流した。
北保育園では大北地域の料理人4人が、チョコレートとバナナを包んだ、クレープづくりを子どもたちに教えた。年長児約50人が専門家の手ほどきで、生地の上にバナナを並べ、クリームを絞って巻いていった。年中以下の子どもたちには、料理人たちの手作りが配られた。
「素話」でぬくもり 田中さん大町幼稚園で講演
 大町市の信濃キリスト教学園大町幼稚園(関英晴園長)の父母の会(塩原隆彦会長)は24日、ストーリーテリング(素話)と読み聞かせの講習会を同園で開いた。兵庫県西宮市の「おはなしきゃんどる」主宰・田中千代野さんを講師に、「絵のない」話を通して、言葉のぬくもりを伝え感じることの大切さを学んだ。
田中さんは本などを使わず、覚えた物語を言葉だけで語る素話を披露。園児やこひつじ広場の約50人の子どもたちを前に、「ひなどりと猫」などの物語を語った。表情と声だけで物語の雰囲気を表現したやさしげな語りに、子どもたちは笑顔や拍手で物語に引き込まれていた。
27日発足 地域挙げ「名門」強化 白馬高スキー部サポート会
 白馬村の白馬高等学校スキー部をサポートする会が27日、発足する。スキー強豪校ながらも、遠征など相当額の個人負担を強いられることから部員数が減少の一途をたどるなか、同窓会やスキー部OBらが発起人となり立ち上げた。
 資金援助を活動の柱にスキー部の強化や高校でも安心して続けられる環境づくりを目指す。設立総会は同日午後3時から村役場隣接のふれあい学習センター2階で行われる。地域や年齢問わず多くの賛同者の出席を呼びかけている。