2010年11月28日(日)付


白馬の小学生 一流の音楽間近で バイオリニストらと交流
 一流人気バイオリニスト吉田恭子さんらと音楽を通じて交流するプログラムが25、26の両日、白馬村内の南、北両小学校で行われた。音楽室を会場に、バイオリン、チェロ、ピアノによるトリオが手の届く距離で演奏。子どもたちは一流奏者の息遣いや音色に触れ、音楽の魅力に引き込まれていた。
 日本の主要オーケストラとの共演、テレビや新聞で取り上げられるなど注目株のバイオリンの吉田さんとチェロの渡部玄一さん、ピアノの白石光隆さんが登場した。メンデルスゾーンの「ピアノ三重奏曲第一番より第一楽章」や沖縄を舞台とした歌謡曲「花」など数曲を披露した。
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11月の一覧
池田と松川精鋭激突 早起き野球連盟交流会
 第2回池田町・松川村早起き野球連盟交流会は27日、松川村の川西運動公園・スポーティープラザで開いた。各連盟のチームを代表する精鋭たちが、地域の威信をかけて激突。松川が7対0で圧勝した。
グラウンド上では、池田の9チームから18人、松川の5チームから17人が出場し、白熱した試合を繰り広げた。各連盟のリーグ戦でライバル同士だった選手たちが、勝利に向かってチームプレーを発揮。巧みなバッティングや、連係が取れた守備などハイレベルなプレーを披露し、会場を沸かせた。
アルプスが初優勝 平ソフトボール連盟閉幕
 大町市の平ソフトボール連盟(小林豊美会長)はこのほど、22年度の表彰式と納会を大町温泉郷緑翠亭景水で開いた。スポーツを通じて地域の親ぼくを深めた一年を振り返り、好成績チームや活躍選手、20年在籍選手などを表彰した。
 リーグ戦は5月から8月にかけて実施。ことしは高年齢向けのBリーグがなく、Aリーグ10チームでのリーグ戦となったが、Bリーグの選手も一部Aリーグに参加し、アルプスチームが初の優勝を決めた。9月に行われたトーナメント戦では、借馬ソフトクラブが優勝した。
落語とカラオケ交流 常盤泉小地域福祉ネット
 大町市常盤の泉小地域福祉ネットワーク(青木亮佐会長)はこのほど、地域の65歳以上を対象にした「秋のお楽しみ会」を泉公民館で開いた。地区のお年寄りや会員ら約50人が参加し、落語やカラオケなどさまざまなイベントを楽しんだ。
お楽しみ会は、平成13年に同ネットワークを設立以来行っている恒例行事。親ぼくを深めようと春と秋に開いている。
松川村の落語会「風まんだら」の会員による一席やマジックショーなどが披露され会場は笑いにつつまれた。
長寿願い地元産の味 白嶺でそば打ちボラ
 白馬村新田のソバ生産者12人でつくる白馬新田そば会(宮田哲子会長)は25日、そば打ちボランティアで村内の特別養護老人ホーム白嶺を訪れた。入所者を前にそば打ちを披露し、健康長寿への願いを込め地元産秋の味覚を振る舞った。
 白嶺でのそば打ちボラは10年ほど前から続く恒例行事となっている。松沢利平会長代行らメンバー4人が会場に足を運んだ。手際よく作業を進め、1時間ほどで50人前のそばを打ち終えた。
 ことしのソバの出来は秋の長雨で収量は少なかったものの、香り良い上質なソバに仕上がったと自信をのぞかせる松沢会長代行。「そばには動脈硬化を防ぐ成分も入っている。そばを食べて元気で過ごしてください」と打ちたてそばを提供。入所者からは感謝の拍手がわき上がった。
囲碁のまちづくり定着 大町市内で2大会同時開催
 大町市のアルプス囲碁村推進協議会(日下久生会長)主催の、市内年長園児を対象とした第9回アルプス囲碁ポンヌキ大会と、塩の道沿線の囲碁愛好者が集う第7回塩の道囲碁まつりが27日、市内で同時開催された。同協議会趣旨である「囲碁によるまちづくり」の定着を反映し、両大会合わせ約160人が競技に参加。真剣な表情で碁盤に向かい合い自慢の腕を競い合った。
 第9回アルプス囲碁ポンヌキ大会はフレンドプラザ2階で行われた。日ごろから囲碁に触れている市内年長園児約90人が参加した。入門時に用いる相手の石を囲み取るルールで争われた。
 園児たちは時折首をかしげながらも自信をもった一手を放っていた。「勝つことできたよ」などと笑顔で保護者に駆け寄り勝利を報告する姿もあった。