2010年12月8日(水)付


お仕事頑張って 園児が手作りカレンダー 白馬幼稚園
 白馬村の白馬幼稚園(伊藤房光園長)は6日、村内の公共施設や事業所を訪問した。園児お手製カレンダーを手渡しながら、安心して暮らせる地域づくりなど日ごろの苦労に感謝した。同訪問は、「勤労感謝の日」にちなんだ、開園当初から続く恒例イベントだ。
 手作りカレンダーは、お世話になっている人々に対する感謝の気持ちも込め制作した。折り紙やクレヨン、絵の具など使い、四季に合わせたデザインに仕上げた。
 村役場村長室には、年長の「だりあ組」園児23人が訪れ、「いつもありがとうございます。お仕事頑張ってください」と元気な声をそろえながら太田紘煕村長にカレンダーを手渡した。
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12月の一覧
地元金型工場を見学 池田町公民館が達人塾
 池田町公民館はこのほど、地域をより深く知る「いけだ達人塾」を初めて開いた。初回は受講者ら6人が、町内で金型などを製造する、黒田精工長野工場(本社・川崎市)を見学し、地域に根差した地元企業の内側を学んだ。
参加者は工場職員の案内で、家電製品のモーター部品の製造に使われる、精密金型などを製造する現場を視察。「精度が命」という厳格な検査の様子や、防音設備による環境への配慮など、世界を相手に展開する事業に感心していた。
美麻太鼓ばち納め ぽかぽかランドで演奏会
 大町市美麻の源流美麻太鼓(合津富吉会長)は5日、ばち納め演奏会をぽかぽかランド美遊で開いた。応援し支えた地域の住民に感謝の気持ちを込めて、一年の活動の締めくくりとなる演奏で美麻市(いち)を盛り上げた。初めての公共の場でのばち納めに、美麻市を訪れた多くの来場者が拍手でたたえた。
小学1年生から中学2年生までのメンバー17人は、オリジナル曲の「まつり」や御諏訪太鼓のスタンダード「飛龍三段返し」「勇み駒」、松川響岳太鼓の名曲「JAPAN」などを披露。体いっぱいを使ってばちを振るい、会場に音を響かせた。演奏の様子はケーブルテレビとインターネットで世界に配信された。
温かみいすカバー 東松川ボランティア制作
 松川村・すずの音ホール内の交流、多目的スペース「まめってぇるーむ」に置かれているいすの汚れが目立ってきたため、利用者に気持ちよく使ってもらおうと5日、同村東松川地区の「東松川ボランティア」(中村みさ子代表)が「いすカバー」を制作した。手縫いやミシンを使い、手づくりの温かみのあるいすカバーを仕上げた。
同スペースは、飲食自由で誰もが利用できるため、布の部分にさまざまな利用者による食べこぼしや雨などによる汚れが目立っていた。以前から汚れが気になっていたという同会が、公民館からの依頼もあり制作に取り組んだ。
長老≠ゥら地域の歴史 池田町陸郷 収穫祭で陸稲もち味わう
 池田町陸郷地区の「陸郷登波離橋愛護会」(藤松守会長)は5日、同地区豊成公民館で収穫祭を開いた。会員の親子など約20人が参加し、地域のお年寄りから同地区の歴史や地域の話を聞きながら収穫した米でついたもちなどに舌鼓を打った。
数年前から取り組んでいる陸稲(おかぼ)はことし、夏場の暑さなどで収穫量が少なめだったという。収穫したもち米をせいろで蒸し、子どもたちも手伝いながら臼ときねでつきあげた。
節目のコンサート 小谷 ひと足早くクリスマス会
 小谷村青少年育成会と公民館は5日、同村役場で恒例のクリスマス会を開いた。約120人が参加。ことしは育成会発足30年の節目を迎え、記念コンサートを企画。美しい音楽を存分に堪能したあと、自分たちが作ったパーティー料理を囲み、楽しい出し物でひと足早いクリスマス気分を味わった。
 コンサートは、愛知県小牧市を拠点に全国各地で演奏活動を行っているシンセサイザー奏者「弥生」こと馬渕隆さんと、小谷中吹奏楽部・おたり吹奏楽クラブによる演奏が披露された。
 「赤鼻のトナカイ」「聖夜」など、クリスマスにちなんだ曲を次々に演奏。美しい調べに参加者は大喜びで、手拍子を打ったり、タンバリンや鈴を打ち鳴らしていっしょに演奏を楽しんだりと、大いに盛り上がった。