2010年12月17日(金)付


振り込む前相談を 年金受給日に詐欺注意
 大北防犯協会連合会、大町署、JA大北は15日、2か月に1度の年金受給日に合わせ、振り込め詐欺への注意を呼びかける啓発活動を大町市のJA大北会館アプロード前で行った。
署員や職員らは、ATMや窓口を訪れた人々に啓発チラシや使い捨てカイロなどグッズを配り、「振り込む前にまず相談を」と、詐欺にだまされないように注意を呼びかけた。
年金受給日は高齢者の利用が多く、同署では管内の無人ATMを中心に警察官が巡回してパトロールしている。
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12月の一覧
ひよこクラブはケーキ作り
 大町市平公民館(傳刀孝男館長)の未就園親子教室ひよこクラブは10日、クリスマス会を開いた。前回制作のクリスマスツリーが並ぶ講堂で、ケーキ作りやサンタクロースからのプレゼントでひと足早いクリスマス気分を味わった。
ことし初の雪景色が一層のクリスマスムードを演出する中、「サンタさんに会えるかも」と期待を高め24組の親子が参加した。
お楽しみのひとつ「ケーキ作り」は、カットしたロールケーキに生クリームやチョコレートなどを子どもたちが自由にトッピング。完成したケーキをほおばり「おいしい」と笑顔を見せた。
保育園児囲碁で交流 9園154人たけのこで 大町市
 大町市の保育士で構成する「保育園囲碁委員会」(委員長・小山実智江たけのこ保育園長)は12日、「第17回囲碁交流会」(アルプス囲碁村推進協議会後援)を市常盤公民館講堂で開き、市内9保育園年長児が参加しにぎやかに行われた。
交流会は学びの成果を発揮するとともに、多くのひととかかわりながら囲碁の輪を広める場にと開いている。年長児154人は囲碁のルールを盛り込んだゲームや、子ども対局を楽しみながら他園の友だちとの交流した。
各園では年長児の園生活に囲碁を取り入れている。小さいころから囲碁に親しみながら礼儀やきまりなどを身に付けられたらと推進委員がそれぞれの担当園で指導にあたっている。
水回しや延ばすコツ 手打ち年越しそば講習会 常盤公民館
 大町市常盤公民館(高橋敬治館長)の「手打ち年越しそば講習会」が10日から始まった。全3回の講習で一連の工程を習得する。
参加した15人は、同公民館で活動しているそば打ちサークル「りんどう」(綿内邦彦代表)の指導でそば粉500c、小麦粉100cでそば打ちを体験。
張り子のうさぎ人気 来年の干支松崎和紙で
 大町市社松崎の松崎和紙工業(腰原泰雄代表)が和紙を張り合わせて製作した、来年の干支(えと)のうさぎの置物が人気を呼んでいる。
首が動く張り子のうさぎは大2800円、中1800円、小1500円の3種類。赤く長い耳を立て、ウメの花や丸い月などデザインした。
腰原代表が約30年前から、毎年干支の置物を製作している。粘土で作った型の上に松崎和紙を5−6枚張り重ね、胡粉(ごふん)を塗って絵付けをするもので、色の仕上げ部分のみ外注に出している。同じ干支でも必ず少しずつ変化をつけて作りかたを工夫しているという。
毎年購入しているという市民も多く、「和紙でできているので、軽い上に丈夫で長持ちします。素朴で温かみがあり、表情もいいですね」と話していた。
Xマスお楽しみ会 大町のびすたりライフ
 高齢者などを日中受け入れて生活を支援する大町市平の宅幼老所「びすたりライフ」(運営・みとろクリエイト、三戸呂三都子代表)は、この時期ならではのイベントを楽しんでもらおうと、「クリスマスお楽しみ会」を行っている。
14日は、同市栄町のレンタルドレスサロン「アルモワール」のネイリスト、西沢佳代さんが訪れ、利用者の指先におしゃれなプレゼントを贈った。
サンタクロースの帽子をかぶり、クリスマス気分のお年寄り13人は好みのマニキュアやポイントになる花や星などのシールを選び、自分の爪が変身していくようすを眺めながら、「ひとにやってもらうなんてぜいたくだね。きれいにしてもらってうれしい。若いころにはなかったからね」と、少女のような笑顔を見せた。