2010年12月21日(火)付
冬山安全意識高める ビーコン比較検証白馬で 雪崩事故の防止や救助などに取り組む白馬村のNPO法人「ACT」と、PIEPS輸入総代理店・ケーイーエムは18日、白馬村の白馬クロスカントリー競技場・スノーハープでクリニックと講演会を開いた。ACT隊員や山愛好家ら40人余が参加して、雪山登山に欠かせない無線標識「ビーコン」の比較検証と、雪崩および山岳林研究者の若林隆三氏の講演で冬山の安全意識を高めた。 ビーコンの検証は、PIEPS社の専門家が講師となり、持ち寄った自分たちが普段使っているビーコンで捜索シミュレーションを実施した。 |
20年節目祝う歌声 少年少女合唱団コンサート 大町市 ことし創立20周年を迎えた大町市少年少女合唱団(育成会長=荒井今朝一教育長)の創立20周年記念演奏会が19日、大町市文化会館で開かれた。20年の歴史ある合唱団が節目を祝い、歌声を大町に響かせた。 同合唱団は、合唱表現などを通じて音楽を愛する心をはぐくもうと平成2年10月に発足。市内を中心に小学校1年生から高校3年生までの子どもたちが合唱で交流も深めてきた。同合唱団の指導者になった卒団生もいるなど、伝統が受け継がれている。 「山へ登ろう」や「信濃の国」、同合唱団が制作したオリジナル楽曲の「ピース〜心はひとつ〜」などが演奏された。10年目からこれまでの歩みをスライドショーでたどり20周年の歴史を紹介した。子どもたちは大舞台に緊張しながらも心を込めたきれいな歌声を披露していた。 |
桜田町子ども会育成会 しめ縄 三世代交流 桜田町子ども会育成会(仙波美代子会長)は19日、年末恒例のしめ縄づくり教室を地区公民館で開いた。地元小中学生ら約50人が参加し、地区老人クラブ・桜寿会メンバーの手ほどきを受けながら正月飾りづくりに挑戦。三世代交流を深めるとともに、伝統文化に触れた。 「おやす」や「ごぼうじめ」「わじめ」などつくった。子どもたちは、わらを足に挟んで器用に編むなどお年寄りの技を夢中になってのぞき込みながら、自宅に飾るお飾りを仕上げていった。 |
平穏な年越し願う 大町LC餅つき奉仕 大町ライオンズクラブ(中村俊久会長)は19日、恒例の餅つき奉仕を平野口の救護施設・れんげ荘で行った。快音をたてながら大振りのきねを振り下ろし餅をつき、つきたての餅を振る舞い、利用者の平穏無事な年越しを願った。 れんげ荘への餅つき奉仕は、同施設開所当初の昭和57年から続く師走恒例イベントとなっている。 施設裏の駐車場を会場に餅つきが行われた。中村会長が生産したもち米「おらがもち」約20`を使用。利用者が見守るなか、ライオンズクラブの証しの法被を身にまとったメンバー9人が、掛け声とともに餅をついた。利用者も挑戦するなど、一足早い正月気分を体感していた。 |
馬頭琴と大型絵巻 大町西小児童Xマス会 大町市大町西小学校の児童クラブはこのほど、クリスマス会を開き、冬のイベントを楽しんだ。大型絵巻と音楽のジョイントコンサートや茶話会などで、仲間との楽しい思い出づくりの場となった。 同クラブ登録の約40人は、小学2年生の3学期、国語で学習するモンゴル民話「スーホの白い馬」大型絵巻を観賞。馬頭琴とエンジェルスハープの演奏、絵本の語りが子どもたちを夢中にさせた。 大型絵巻は一畳ほどの紙に絵本同様の挿絵が描かれ、紙を巻き取るごとにシーンが変わる仕掛け。物語は馬頭琴誕生を描いた悲しくも心温まる話で、楽器の効果音が一層雰囲気を高めていた。 茶話会では、クラブ指導員と保護者によるハンドベル演奏が行われた。日ごろ見ることのない姿に子どもたちも真剣に聞き入っていた。 |
お年取り料理作り 小谷村社協 父ちゃんの料理教室 小谷村社会福祉協議会は17日、「父ちゃんの料理教室」を開いた。村内の60歳以上の男性10人余が参加。クリスマスケーキや一年で最も重要な大みそかの行事食「お年取り料理」を作り、ことし1年の活動をふりかえった。 |
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