2010年12月22日(水)付


利便性向上で安全 栂池の登山相談所移設
 大町署と北アルプス北部地区山岳遭難防止対策協会が開設している、小谷村栂池高原スキー場の登山者相談所はこのほど、同スキー場のゴンドラ「EVE」乗り場前に移設。登山者の安全を考えた、従来以上の利便性向上に期待が寄せられている。
 相談所はこれまで、大型連休や年末年始に北アルプスに入山する登山者の安全指導をする目的で栂池観光センター内の一角に、季節限定で設けられていた。登山者にとってはわかりにくい場所にあり、不便を感じることもあったという。
 新施設は白馬と小谷3スキー場のリフトを運営する白馬観光が、年間を通じて多数の観光客が訪れる栂池の玄関口にふさわしいたたずまいにと、施設周辺の改装整備を進め、相談所の移設も計画。同社が全額負担する形で新設された。
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12月の一覧
折り紙でXマスツリー 小谷村図書館どんぐり
 小谷村図書館どんぐりは18日、恒例の工作教室を開いた。小さな子どもを持つ親子連れなど多数が参加。近づくクリスマスにちなみ、折り紙で手軽に作れるクリスマスツリー作りを体験した。
 広告など不用紙を正方形の大きさに切り、折り鶴の要領で折り進めていった。途中で切りこみを入れ、広げていくとてっぺんに星までついた立体的なクリスマスツリーが完成。子どもたちはすぐに折り方を覚え、いろいろな大きさの紙を使って、大小さまざまのカラフルなツリーを作って楽しんだ。
禁煙ポスター優秀賞 来年のカレンダーに採用 高瀬中矢口さん
池田町の高瀬中学校1年生・矢口咲妃さんはこのほど、日本禁煙友愛会が募った禁煙ポスターで、優秀賞を獲得した。他の受賞作品とともに、平成23年用カレンダー3万枚に活用され、たばこの害や健康の大切さを呼び掛ける。
作品は県内を中心に山梨、東京の55支部の小学4年生と中学1年生から6133点の応募があった。各支部長を審査員に秀作188点、佳作404点が選ばれた。秀作のうち、特に優れた18点がカレンダーに採用され、会員や小中学校などに配布される。
矢口さんは美術部の経験を生かし、作品を黒を基調としたデザインに仕上げた。「縛られないで禁煙」というコピーを添えた。
年越しにうどんも 小谷村公民館 栗田さん講師に教室
 小谷村公民館は19日、同村千国の栗田優さんを講師に、役場調理室で「手打ちうどん作り教室」を開いた。中高年を中心に多数の参加があり、栗田さん流「手軽ながら本格的な味」の手打ちうどんを学んだ。
 中力粉と塩を混ぜ、水でこねる失敗のないうどん作りを指導。通常はコシのあるうどんを打つには、足で踏んだりするが、今回は一つにまとまった生地をビニール袋に入れ、1時間寝かせる方法にとどめた。
 足で踏まなくとも、少し寝かせておいた生地は、小麦粉を練ることによって生じるグルテンの働きが高まり、生地につやが生まれた。休ませた生地を薄く延ばして均等に切り、ゆであげると、つるつるシコシコのおいしい手打ちうどんが出来上がった。コシの強さと味に参加者は、「専門店のよう」と言いながら舌鼓を打っていた。
クリスマス礼拝 大町市内の各教会で
クリスマスを前にした最後の日曜日の19日、大町市内の教会でクリスマス礼拝が行われた。東町の日本キリスト教団大町教会(関英晴牧師)では、約30人の信徒らが参加し、礼拝や愛餐会でイエス・キリストの生誕を祝った。
礼拝では、バイオリンやギター、オルガンの演奏に合わせて「きよしこの夜」や子どもたちによる「お星が光る」など賛美歌が歌われ、イエス・キリストを敬った。聖書の朗読や「栄光、神に−マグニフィカート」と題した関牧師の説教が行われ、生涯の生き方やクリスマスについてを説いた。礼拝後はクリスマス祝会「愛餐会」が行われた。
同教会では24日午後6時半から、クリスマスイブ礼拝(キャンドルサービス)を行う。礼拝後は交流会も開かれる。誰でも参加できる。