2010年12月23日(木)付


心に残る読み聞かせ 読書旬間に小谷小
 小谷村の小谷小学校(三ツ井仁校長)で読書旬間の一環としてこのほど、教職員による児童への読み聞かせが行われた。子どもたちにいろいろなジャンルの本に親しみ、1冊でも多く心に残る本をみつけて読書の楽しさを味わってもらうねらい。児童の担任でない教職員を中心に、それぞれの教室で読み聞かせを行った。
 学年ごとにそれぞれの教諭がとっておきの絵本や物語を紹介。臨場感あふれる語りに、子どもたちは物語の世界にぐんぐん引き込まれ、目を輝かせながら聞き入っていた。
ツリーのオーナメント作り 市内園児を招待 高瀬川テプコ館
 大町市平の「高瀬川テプコ館」(金箱隆館長)は25日まで開いている、館内イベント「ツリーのオーナメント作り」に市内園児を招いている。
21日は、八坂のたけのこ保育園(小山実智江園長)と平のしらかば保育園(長沢育子園長)の園児50人ほどが工作や映画観賞などを楽しんだ。
同館送迎のバスで訪れた子どもたちは、スタッフが「小さな子でもすぐに作業できるように」と事前に彩色した紙製のもみの木に自分たちで塗った天使やブーツ、星などを装飾。きらきらしたモールふわふわの綿を施し、世界にひとつのクリスマスツリーを作った。
乳製品でXマス料理 小谷村の食改推進協
 小谷村の食生活改善推進協議会は21日、同村役場調理室でことし最後の料理講習会を開いた。「良い食生活をするための講習会」をテーマに、乳製品をふんだんに使ったクリスマス料理を作り、技術の向上に励んだ。
 メニューは「トマトチーズうどん」「中華風ローストチキン」「チンゲンサイのミルクスープ」など、5品を作った。地場産野菜をたっぷりと使い、健康にこだわったヘルシー料理ながら、斬新なアイデアを加え、クリスマスにふさわしい華やかな料理に仕上げた。
 見て楽しみ、舌で味わうという五感をフルに楽しむことができるように工夫された料理は、参加者の心を弾ませ「華やかさの中にも味に深みがある」と好評だった。
年末感謝祭31日に 寄って停まつかわ
松川村の道の駅安曇野松川「寄って停まつかわ」で31日、年末感謝祭が開かれる。施設利用者への1年間の感謝を込め、ブリ汁やもちの振る舞いで来場者をもてなす。
イベントは富山県産ブリ汁の振る舞いが午前10時から、昔ながらのきねと臼を使ったもちつきと、もちの振る舞いが11時から。いずれもなくなり次第終了。
同道の駅は来年4月から、採算性やサービスの向上を目指し、指定管理者制度を導入。村営最後となる年末感謝祭に、村は「ことしは信州デスティネーションキャンペーンがあり、多くの方に利用してもらった。指定管理後も、引き続きご愛顧をお願いします」と話した。
アルクマお目見え DC終了後も親しんで
松川村川西地区の県道有明大町線沿道にこのほど、巨大な信州デスティネーションキャンペーンのイメージキャラクター「アルクマ」が現れ、通過する観光客らを歓迎している。地元農家でつくる川西宮上集落営農組合が、12月末で終了するイベント後も地域に親しんでもらおうと設置した。
「アルクマ」は、同組合が近隣農家から提供された家畜の飼料・サイレージを積み上げ、白いビニールシートで包んだ高さ約3b。ペンキで北側に「アルクマ」、反対側に来年のえとにちなんだウサギと「交通安全」の文字が描かれている。
同組合は近隣の国営アルプスあづみの公園大町・松川地区で安曇野松川直売所を運営し、同公園の利用促進にもつなげる考えだ。昨年に続き2年目の試みになる。
にぎわい願う門松 住民お手製白馬駅前
 白馬村のJR白馬駅前に21日、地域活性化などの願いも込めた住民お手製門松がお目見えした。白馬の玄関口である駅入り口を彩り、正月気分を演出している。
 門松は、元JR職員の倉科光男さんが手がけたもので、同駅が寄贈を受けた。倉科さんが飾りつけに訪れ、糸魚川市から調達してきた竹を使い、松や梅など飾りつけ仕上げた高さ約1b50aの大型門松を駅入り口両脇に設置。イグサを使った2bほどのしめ縄も張った。
 倉科さんは、「門松を見て喜んでいる姿を見ることが生きがいになってます」と笑みをこぼす。
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