2010年12月24日(金)付

森林利用し健康づくり 松川村で療法講演会
 日本森林保健学会、安曇野の空の下自然保育季楽(山田季美予代表)、お季楽部は23日、森林とのかかわりを考える講演会を松川村西原公民館で開いた。長野県生まれで、東京農業大学森林総合科学科准教授、日本森林保健学会理事長の上原巌さんが「森林療法とはなんでしょう?ー松川村の森林、里山を再生しながらの健康づくりー」と題して話した。
上原さんは、リハビリテーションや心身の休養などをする「森林療法」を利用、PRして、地域の活性化につなげることを提案。松川村に環境が近いという、北海道中頓別町を例に挙げ、同町で行われている森林を利用した健康づくりの運動や余暇の過ごし方などをレクチャーした。

DCラストスパート Xマスバージョンで運行
 JRが全国から長野県に送客した信州デスティネーションキャンペーン(DC)は25日で残り1週間を迎える。DCに合わせて大糸線に乗り入れているリゾート列車「リゾートビューふるさと」は23日から25日までの3日間、季節に合わせクリスマスバージョンのサービスで運行している。旅人に楽しい思い出を味わってもらい今後につなげようと、地元の観光関係者も熱烈な歓迎をしている。
車内では23日、沿線の案内や車内サービスを行うリゾートアテンダントが、通常の制服に加えサンタ帽をかぶって乗客を案内。ホームでは記念撮影の依頼に快く応えていた。車内ではクリスマスカードをサービスで配布した。
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12月の一覧
老連が小銭募金寄付 社協や福祉施設に53万円余 大町市
 大町市老人クラブ連合会(上條昭雄会長)は21日、市社会福祉協議会や市内の福祉施設計6か所に義援金を贈った。会員がふだんの生活の中からこつこつとためてきた小銭募金総額約53万円を、地域の福祉や災害対策に役立ててほしいと願いを込めた。
ことしは市社会福祉協議会に20万、残りは市内の公設またはNPO法人が運営する養護老人ホームや障害者福祉施設の鹿島荘、れんげ荘、えべや大町、なかまと、がんばりやさんの5か所に贈った。
サンタさん心待ち どんぐり保育園Xマス会
 大町市内の幼稚園・保育園で、盛んにクリスマス会が行われている。園児たちはプレゼントを運ぶサンタクロースを心待ちにしている。
同市社のどんぐり保育園(奥原由美子園長・園児64人)は22日、園児手作りのツリーやリース、ブーツが並ぶ遊戯室でクリスマス気分を楽しんだ。プレゼントを手渡すサンタさんにお礼の歌や踊りを披露、保育士が操るパペット人形劇を鑑賞した。
園生活最後のクリスマス会となった年長園児18人は、ハンドベルで「きらきらぼし」を演奏し、「赤鼻のトナカイ」に手話を振り付けて発表。たくましいおにいさん、おねえさんに成長した姿を見せた。
小谷保育園でクリスマス会
 小谷村の小谷保育園(山田圭佐美園長、園児65人)で22日、クリスマス会が開かれ、歌やダンスなど楽しい出し物でクリスマスを祝った。
 クリスマス一色に飾り付けられた会場のモミの木を囲んで、全員で合唱をしたあと、各クラスの園児が、この日のために練習してきた出し物を披露した。未満児は「汽車ポッポの踊り」、年少児が「赤鼻のトナカイ」の合奏、年中児は「ジングルベル」のハンドベル、年長児が「アララの呪文(じゅもん)のダンス」を発表。園児たちは元気いっぱいに練習の成果を発揮し、クリスマス気分をたっぷりと楽しんだ。
 会場には園長の扮(ふん)したサンタも登場し、大きな白い袋から園児一人ひとりにプレゼントを手渡し、歓声に包まれた。