2010年12月26日(日)付


キャップでピンバッジ 白馬スキー100年特別企画
 白馬村内の6スキー場は「白馬からの贈り物」と題した日本スキー発祥100周年の特別企画を23日からスタートした。ペットボトルのエコキャップを回収し、村内6スキー場のインフォメーションに5個以上持参すると白馬村オリジナルピンバッジをプレゼントする。企画した村観光局では「自然と雪を守るエコ運動をきっかけに、ごみの減量化や地球温暖化について考えてもらい、次の100年につなげたい」と多数の参加を呼びかけている。
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12月の一覧
大町駅前イルミ点灯 冬まちなかを玄関口に灯り
 大町市や商業関係者など各団体が連携する、おおまち再生支援まちづくりの会は24日、大町駅前広場公園に設置したイルミネーションの点灯式を開いた。おおまち雪まつりなどで観光客が訪れる2月末まで、中心市街地の玄関口を光で彩り、歓迎する。
同会による公園のイルミは2年目。ことしは地元に伝わる伝説「龍の子太郎」を題材に、龍にまたがる泉小太郎をかたどった作品をメーンに据えた。塩の道を「縁の道」として盛り上げようとするコンセプトから、ベンチの周りをイルミで囲みハートをあしらった「心もホッと おしりもホッと ほっかほっかベンチ」も並べた。
 点灯式では、事務局の大町商工会議所荒井常男専務理事と市の降旗和幸産業観光部長がスイッチを入れ、公園に設置された約1万個のイルミネーションに光がともった。午後5時から11時まで、毎日点灯される。
年末年始の治安守る 栂池高原に臨時警備派出所
 大町署は24日、小谷村の栂池高原スキー場に「栂池高原臨時警備派出所」を開所した。例年は栂池観光センター内にある観光協会の事務所一角に設けていたが、手狭で業務に支障をきたすことがあった。このため、今シーズンは閉鎖になった栂池診療所の施設を活用して新たな事務所とし、利便性の向上をめざす。開設期間は29日から1月末まで。年末年始は4人態勢で24時間常駐し、1月末までは2人態勢で土日・祝日の午前9時から午後6時まで、パトロールや盗難被害・事故処理などの業務にあたる。
しめ縄づくり交流 池田町林中の三世代

 池田町林中の老人クラブ「長寿会」(宮田恒男会長)は23日、三世代交流会を林中公民館で開いた。地区の小学生の親子、長寿会会員ら約50人が参加し、「来年1年もご飯が無事に食べられるように」とおやすや輪飾りなどのわら細工を作った。
同交流会は、世代間で地域の親睦、交流を図ろうと、林中子ども会育成会(伴在夏彦会長)の協力を受けながら、20年以上続いている事業。
夜のスキー場幻想的に Xマス年末年始イベント 白馬
 白馬村内の各スキー場ではクリスマスや年末年始にかけ、さまざまなイベントを展開している。白馬五竜スキー場では23日から25日まで、クリスマスイベントを実施。今シーズン初の夜のイベントで、幻想的なスキー場の夜を演出している。
 初日は雪不足のため、ナイター営業が中止となったが、会場のエスカルプラザを巨大なクリスマスツリーやトナカイなどの立体イルミネーションで飾り、来場者を歓迎し、チョコフォンデュの振る舞いなどを行った。
 会場にはカップルや小さな子ども連れのスキー客など多数の来場者が訪れ、串に刺したパンやマシュマロの菓子に甘いチョコをたっぷりつけて味わった。来場者の一人は「ロマンチックなイルミネーションと甘いスイーツ、すてきなクリスマスが一気に味わえて幸せです」と話していた。
年末年始前恵みの雪 大北スキー場本格シーズン
 西高東低の冬型の気圧配置が強まり日本海側の上空に強い寒気が流れ込んだ影響で、大北地域では24日夜から25日にかけて雪模様に見舞われた。雪不足が心配されオープンを待っていた各スキー場では、年末年始の書き入れどきを前に、「恵みの雪」のクリスマスプレゼントとなり、本格シーズンへ突入する。
大町市の鹿島槍スポーツビレッジでは25日、オープンエリアを拡大。これまで人工雪による2本だけの運行だったリフトを、さらに3本の運行を開始した。同日はコーラの一気飲み大会やケーキの早食い大会などのイベントを実施。シーズンを待ちわびて訪れた来場者が、スキー場のにぎやかな雰囲気を楽しんでいた。