2010年12月28日(火)付

アニメの聖地巡礼御守 上諏訪神社二年参りで 大町市
 アニメの舞台となり今でも多くのファンが「聖地巡礼」に訪れる木崎湖畔の、平海ノ口にある上諏訪神社(羽田浩一宮司)はことしの年末年始、新たに「巡礼御守」を準備した。毎年二年参りに訪れるファンに対して、今後も元気に末長く地域を訪れてくれるように、感謝と歓迎の気持ちを込めた。
巡礼御守は遠くから訪れるファンたちの「巡礼」の安全を祈願したお守り。作品中のキャラクターのイメージカラーになぞらえ、紫、ピンク、緑をあしらった。
木崎湖周辺が舞台となった「おねがいティーチャー」「おねがいツインズ」では、同神社境内は作品内の背景にも一部登場し、毎年年越しで訪れるファンたち50人ほどが参拝。地元の氏子たちに交ざり、地域との交流を深めている。

今年の一字は「奔」 CATV加入促進さらに 大町市長会見
 大町市の牛越徹市長は27日、ことし最後の定例記者会見を市役所で開いた。残りわずかな平成22年を「走り回った一年」と振り返り、ことしを表す一文字を「奔(ほん)」と記した。
ことしを振り返り、初めて経験した市長選をはじめ、市立大町総合病院の医師不足問題、下水道使用料や負担金問題、大糸線の存廃問題などへの対応に追われて走り回ったことを、一文字に込めた。 一方で、協働の地域づくりへ市民活動サポートセンターの立ち上げや産業立地戦略本部の創設、町川小水力発電しゅん工や太陽光発電施設、広域ごみ処理施設の候補地決定、市営CATVなどを挙げ、さまざまな取り組みの基礎を固めるために走り回ったとした。
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12月の一覧
縁起物に願い初詣で歓迎 神符守札清めはらい入魂祭 若一王子神社
 大町市俵町の若一王子神社(竹内直彦宮司)は25日、「神符守札清めはらい入魂祭」を行った。二年参りや初詣でに訪れる参拝者に頒布するお札や縁起物に魂を込める行事で、新年がよい年になるよう願いを込めた。
拝殿には38種類の神符・守札や縁起物の守護矢やくま手、絵馬やえとのうさぎの置物、大吉大麻など計1万4000体が並べられ、宮司によるおはらいや入魂の儀で清められ、魂が込められた。
年の瀬危険個所点検 松川村消防団が特別警戒
 松川村消防団(梨子田邦彦団長・団員200人)は25から30日まで、年末特別警戒を村内全域で実施している。期間中の午後9時から午前零時まで、寒さ厳しい冬の地域を巡回し、防火への啓発活動や、危険個所の点検に取り組む。
初日は激励会が村役場で開かれ、5分団約90人、ポンプ車3台と積載車9台が出動。梨子田団長が「火の取り扱いが多く、乾燥する時期。1件も火災を出さないよう、全力を挙げて防火意識の高揚に努めてほしい」と激励した。
全スキー場オープン 白馬村 Xマス寒波の降雪で
クリスマス寒波による降雪で、白馬村内の6つのスキー場がすべてオープンし、多数のスキー客でにぎわっている。このうちさのさかスキー場では、25、26の両日、クリスマスイベントが行われた。
 スタッフがサンタクロースに扮(ふん)し、ゲレンデ内で子どもたちに、お菓子のプレゼントを配って歩いた。来場者はサンタの登場に大喜びで、サンタを追いかけて記念写真を撮ったりして盛り上がった。