2011年1月6日(木)付


リゾート列車DC後も 冬の大糸線楽しむ旅提供
 信州デスティネーションキャンペーン(DC)とともに大糸線にデビューし、好評だったリゾート列車「リゾートビューふるさと」は、DC終了後も大糸線での運行を継続している。冬の大糸線を楽しめる車両を通し、観光客に沿線を楽しむ旅を提供する。
2月14日までのダイヤは毎週金・土・日・月の4日間運行。車内やホームでのもてなしも継続する。ゆったりとした車内や車窓の景色、アテンダントの案内で、DC期間中は連日好評だった。
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1月の一覧
子ども獅子舞公演 大町の野平神楽保存会
 大町市八坂野平地区の野平神楽保存会(坂井忠重会長)は1日、子ども獅子舞を市内の宿泊施設5か所で公演した。縁起がよい地域の伝統文化を広く知ってもらおうと、都会からの家族連れなど宿泊客に披露した。
大町温泉郷の黒部ビューホテルでは、会員の小中学生5人と大人6人が、お囃子(はやし)の笛や太鼓の音色に合わせて首を振る、力強い獅子の踊りを披露。観賞した宿泊客から大きな拍手が起こった。
一年の健康願い快音 新春池田町マレット大会
 池田町マレットゴルフ協会(中島睦会長)は2日、恒例の新春マレットゴルフ大会を同町アルプス広場マレットゴルフ場特設会場で開いた。塩尻市から小谷村まで115人のマレットゴルフ愛好者が参加し、ことし一年を健康で過ごせるように願いながら、新年初の大会に挑んだ。ことしで8回目となる。
参加者は普段利用しているマレットゴルフ場とは形状が異なる特設の18ホールを2巡する計36ホールで打ち合った。雪もなく、過ごしやすいマレットゴルフ日和のなかで行われた大会に、参加者には新年から笑みがこぼれ、交流を深めていた。参加者には景品として、縁起物のダルマが配られた。
3スキー場スタンプラリー ぐるりん雪国おたり
 小谷村観光連盟は3月31日まで、栂池高原・白馬乗鞍温泉・白馬コルチナの村内の3つのスキー場を核に雪国おたりをめぐる「ぐるりんおたりスタンプラリー」を展開している。関係者は「小谷には何度も訪れたいと思う魅力がいっぱい。そうした楽しさを発信する機会につながれば」と広く参加を呼びかけている。 スキー場や周辺の料飲施設、村内の宿泊施設はじめ、土産店・温泉施設・レンタルショップといった230余の施設が参加店として登録。来シーズン、3スキー場のいずれかで利用可能なリフト1日券引換券が400人、小谷村内宿泊補助券1万円分が20人、信州小谷特産品詰め合わせが80人の合計500人にプレゼントされる。
 応募に必要なスタンプは5つ。チラシに付いている専用台紙にスタンプを押印し、数がそろったら応募可能となる。
早くもおんべ焼き 二ツ屋で無病息災願う
 大町市平の二ツ屋自治会(駒澤典夫自治会長)と同子ども会育成会は4日、正月に飾った縁起物を燃やし無病息災などを願う「おんべ焼き」を二ツ屋生活改善センター庭で開いた。近隣でも一足早く行う伝統の行事を通し、今年の健康や活躍を祈願した。
おんべ焼きは小正月の伝統行事で、どんと焼きや三九郎焼きなどとも言われる。少子化に悩む同地区では子どもたちや若い親の世代に伝統行事を伝えたいと、冬休みや年末年始休業が終わらない時期に合わせ、毎年三が日を終えた4日に実施している。
スキー場でもちつき 白馬五竜でイベント
 白馬村の白馬五竜スキー場いいもりゲレンデで、1日に「謹賀元日イベント」、2日に「謹賀新年スペシャルイベント」が開かれた。多数の来場者が昔ながらの臼ときねを使ったもちつきや、屋根から菓子やもちを投げる「からこまき」と呼ばれる地域の伝統行事、たる酒の振る舞いなどを楽しんだ。
 2日はもちつきを実施。常連スキー客のもちつき名人が、小さな子どもたちにもちのつきかたを指導しながら威勢よくもちをついた。
 大人の世代でも昔ながらのもちつきは初体験という参加者が多く、子どもたちが「よいしょ、よいしょ」の大きなかけ声とともに、重いきねをふりあげて、もちがつき上がっていくようすを興味深そうに見守る大きな輪ができた。