2011年1月11日(火)付


新年祝い決意新た 池田町で賀詞交歓会
 池田町商工会(矢崎昭和会長)は8日、新春賀詞交歓会を同町商工会館で開いた。商工会会員や町理事者など関係者約100人が出席。新年を祝い、ことし一年の決意を新たにした。
交歓会では、矢崎会長や勝山隆之町長、宮沢敏文県議らからあいさつがあり、新年の抱負や意気込みが語られた=写真。町内酒蔵の酒樽の鏡開きも行われ、新しい年のスタートを切った。
矢崎会長は「明けましておめでとうございます。昨年は良いスタートだったが、全国、世界的にも次々に新たな問題が出てきた。ことしは卯(う)年、大きな耳を四方に動かし、情報をつかんで元気良く跳びまわる年にしましょう。会員の皆さんと活路を開いていきたい」とあいさつした。
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1月の一覧
色鮮やかな絵画の世界 穂高ギャラリー有遊で
 安曇野市穂高のギャラリー有遊で23日まで、「第8回新春現代洋画家展」(大糸タイムス社など後援)が開かれている。中信美術会審査員や、同審査員で穂高カルチャーセンター有遊の講師ら24人が手がけた、それぞれの世界観が詰まった洋画32点を展示している。
作品は写実、具象、抽象などさまざまで、一作品ずつ味わいが違う。表現方法も油絵、アクリル画から版画、コラージュまで多種多様。それぞれの分野のベテランが描き出す色鮮やかな絵画の世界を見ることができる。
無病息災まゆ玉贈る 鹿島荘利用者市内各所に
 大町市大新田町の北アルプス広域連合養護老人ホーム鹿島荘(平林圭司所長)の利用者は6日、豊作を願う新年の縁起物・まゆ玉をつくり、地域で交流する関係機関に贈った。小正月の伝統の行事で無病息災と五穀豊穣の願いを込め、年始のあいさつを兼ねてプレゼントした。
同日利用者自治会の代表者たちが訪れたはなのき保育園では、年中・年長園児9人が小枝に差したまゆ玉を受け取った。まゆやえとのうさぎをかたどった色とりどりのまゆ玉を、子どもたちは珍しそうに眺めていた。
まゆ玉は米の粉に食紅で色を付けて形を作る小正月の縁起物で、カイコのまゆにちなみ、五穀豊穣を祈る。利用者や職員約20人が、一つひとつ丁寧に作り上げ、水引などで飾った。
同日は市社協、北ア広域連合、市内福祉施設の虹の家、れんげ荘、カトレヤへ、7日には市役所と計7か所に贈る。
身近な公園彩る光 各地でイルミネーション
八坂上篭の住民有志

 大町市内でも、各地で公園などをイルミネーションで飾る取り組みが行われている。身近な公園の冬を光で彩り、訪れる人たちを迎えようと地域ぐるみで取り組んでいる。
八坂地区の上篭集落の住民有志でつくる「上篭郷土文化を発展させる会(今溝義永会長)」は毎年、国道19号と県道舟場矢下線との交差点にある赤土ポケットパークをイルミネーションで彩っている。 公園には金太郎のレリーフや木々を囲むように電飾が施されている。ことしは地域の中学生の発案で、あずまやに大きなハートマークを飾った。11月末に飾り、8日のどんど焼きに合わせて撤去する。
祝い献立で伝統知る 白馬のしろうま保育園
 白馬村のしろうま保育園(太田昭子園長、園児173人)は7日、1月生まれの園児の誕生会のお楽しみイベントにあわせ、もちつき大会と給食でおせち料理の会食会を開き、園児が昔ながらの伝統食に親しんだ。
 近年、食の多様化により、子どもたちが伝統食にふれる機会が少なくなっていることから、園児に日本の食文化を大切に守り伝えていこうと、毎年冬休み明けに正月の祝い献立を提供している。
 最初に昔ながらのもちつきが行われた。うすに入れる前にふかしたもち米を見せると「これをついておもちにします」と説明。園児たちは2つのグループに分かれ、数人で順番にもちつきを体験した。
木崎湖温泉観光協
木崎湖温泉観光協会(松澤啓協会長)は昨年から、冬の木崎湖園地にイルミネーションを飾っている。対岸からは湖畔に反射した明かりの輝きが見え、スキー帰りや温泉入浴の観光客を歓迎している。
同会は昨年1月、冬のファンタジア・おおまち雪まつりに合わせ、雪に囲まれた湖の玄関口を光で演出しようとはじめて設置した。
ことしはいち早くクリスマス前から点灯。昨年から倍増した計1万個の色とりどりのLEDを、樹木やあずまや、ロープなどに沿って光らせている。今後は雪まつりに合わせ、午後5時から10時ころまで点灯する。