2011年1月12日(水)付


寒中連なる凍りもち かたくり昔ながらの味
 大町市常盤須沼の農産物直売所かたくりで、凍りもち部会(横山美知恵部会長)による、冬の風物詩「凍りもち」づくりが行われている。寒さが厳しく、凍りもちづくりに適した気候のなか、昼夜の寒暖の差によってつくり出される昔ながらの味づくりが始まった。
同部会の凍りもちづくりは、昔から同地域の保存食だった凍りもちをつくり、米の消費拡大や地域文化を継承しようと直売所が開所した平成8年から行っている。
110番正しい利用を 大町署が街頭啓発

 「110番の日」の1月10日、大町署は110番通報の正しい利用を呼びかける街頭啓発活動を大町市のJR信濃大町駅や大型商業施設で行った。署員たちは、110番通報のポイントなど記されたチラシを配布しながら、焦らず、慌てず、正確な通報を呼びかけた。
地域無災害に誓い新た 安曇野市消防団が出初め式
 安曇野市消防団(小出博一郎団長)は9日、出初め式を同市穂高の穂高会館で開いた。新年の始まりに、無災害の一年を願い、地域の安全は地域で守るという誓いを新たにした。
分列行進では、会館とJR穂高駅の間を音楽ラッパ隊の吹奏を先頭に約600人の団員と20台の消防車両が周辺道路をパレード。住民たちが見守る中、きびきびと歩を進めた。
小正月前無病息災に祈り 白馬・小谷どんど焼きピーク
 小谷村と白馬村の各地で伝統行事のどんど焼きがピークを迎えている。どんど焼きは小正月に行われる火祭りで、成人の日が変更される前は15日に行われていたが、近年は連休に前倒しして実施する地区が増えている。
 小谷村ではおんべを燃やすほかに、どんど焼きとともに行う風習が数多く残されている。会場の一角にかまくらを作り、「嫁さま」と呼ばれる紙人形とクルミの木で作られた道祖神を供えるなど、地域色が豊かだ。8日には小谷村のトップを切って、北小谷の李平地区でどんど焼きが行われた。
雪国の自然と親しむ 小谷村 姉妹提携結ぶ千葉・白子町
 小谷村と姉妹都市提携を結んでいる、千葉県長生郡白子町の小学生81人が8日から10日までのスキー交流教室で同村を訪れ、雪国の自然に親しみながら交流を深めた。初日は宿泊先の白馬乗鞍の若栗ロッジ前で開校式が行われたあと、村内のインストラクターの指導でグループに分かれ、白馬乗鞍スキー場でスキーを体験した。
 天候に恵まれ、子どもたちは絶好の雪質で充実したレッスンを受けた。初めてスキーを履く子どもたちは基礎技術習得にいそしみ、経験者はすぐにインストラクターについてリフトで、中級コースや上級コースへ。熱心な指導でめきめきと上達する姿が見られた。
県内のど自慢歌声 折弁カラオケグラチャン大会

 新春恒例の第16回「折弁カラオケグランドチャンピオン大会」(折弁主催、大糸タイムス社など後援)は10日、大町市文化会館大ホールで開いた。県内各地から出場したのど自慢35人が、会場を埋め尽くす観客に歌声を披露した。
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