2011年1月14日(金)付


ファミリー誘客図る 白馬八方尾根 キッズパークすのっちゃお

 白馬村の八方尾根スキー場咲花ゲレンデに今シーズンから、体験型キッズパーク「すのっちゃお」が誕生した。ビッグゲレンデがひしめく同村のスキー場のなかで、八方はこれまで、中級者・上級者向けのスキー場としてのイメージが強かったことから、子どもが来たいと感じる仕掛けづくりでファミリー層の誘客をはかろうと準備を進めてきた。
大町と氷見、静岡県島田 3市スポ少姉妹校流
 大町市と姉妹都市の富山県氷見市、氷見市と姉妹都市の静岡県島田市の3市のスポーツ少年団交流会が8日から2泊3日の日程で、島田市で開かれた。団員同士が交流を深めるとともに、それぞれのスポ少の発展を願い3市を巡回して毎年開催している。
大町市スポ少からは常盤野球、公道会空手、おおまち剣道、大町スケート、常盤柔道の小学4年−中学1年の団員や、各スポ少の指導員ら40人余が訪れ、氷見市と島田市の団員も合わせ約120人が参加し交流した。
たこ作りと河川敷でのたこ揚げ、蒸気機関車の乗車、音戯の郷でのミニチャイム工作体験、お茶の郷での茶道体験、大井川にかかる世界最長の木造歩道橋「蓬莱橋」(全長897・4b)の見学など、多彩な体験事業で親交を深めた。
小正月伝統を継承 もんぺの会まゆ玉づくり
 大町市の「大町民話の里づくりもんぺの会」(相澤亮平会長)は12日、ものづくり体験として「まゆ玉つくり」をJR信濃大町駅隣の「まちなか情報ステーション」で開いた。昔ながらの小正月の行事を通して地域の伝承を見つめ直した。
会員約10人が、米の粉に色を付けて練り、まゆや花、麦や稲穂、ささげなどの形をつくりヤナギの枝に取り付けていった。通りがかった観光客や住民なども作業の様子を眺めたり、体験した。完成したまゆ玉は駅舎などに贈り、飾られた。
黒部ダムカレー.com 14日に設立 協賛店連携し推進委
 大町市の「ご当地グルメ」として人気が広がる「黒部ダムカレー」に協賛する各店舗は14日、協賛店舗を連携する推進委員会「黒部ダムカレー・com(ドットコム)」(仮称)を立ち上げる。市の知名度を向上させる取り組みが1年半を経過する中で、協賛店舗の意思疎通や意見交換の場として組織化され、民間主導の円滑な運営と展開の広がりを目指す。
新年の抱負語り合う 小谷村商工会の賀詞交歓会
 小谷村商工会(石田憲明会長)主催の新春賀詞交歓会が12日、サンテインおたりで開かれた。村内事業所代表者や行政関係者ら約80人が一堂に会し、新年のあいさつを交わしながら、抱負を語り合った。 
 主催者を代表し、石田会長があいさつ。昨年の商工会発足50周年の記念活動の成果を振り返り「昨年は塩の道をキーワードに、糸魚川や各地の商工会と協力して、広域で宣伝を一歩進めるという形で、一つの目標を達成することができた。これからは通年で特色ある観光地づくりが必要。地道な努力で力と声を合わせて活動していきたい」と抱負を述べた。
 来賓の小林三郎村長は大糸線以北の存続問題にふれ、「課題が多い中ではあるが、多方面の力添えをいただきながら大糸線の活用を考え、村が活性化するようがんばっていきたい」と支援を求めた。 
 交歓会では信州小谷太鼓の演奏もあり、新年の始まりにふさわしい、勇壮でめでたい演奏で会場を盛り上げた。
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1月の一覧
7年ぶり改訂「備え」 防災マップ・マニュアル 大町市
 大町市はこのほど、安心安全のための防災マニュアル&マップを改訂し、全戸に配布した。改訂は7年半ぶりで、合併後は初めて。施設の更新などに併せて避難場所の見直しなども反映し、一読し、非常時の対応を確認してほしいと呼びかけている。
8nの防災マニュアルとA1判の防災マップ、避難施設一覧をセットにして、1万2000部を発行。日本語、中国語、ポルトガル語、韓国語、英語の5か国語を併記した。地図の範囲ごとに大町・常盤・社地区版、平地区版、八坂・美麻地区版の3種類とし、12月末に各地域に配布した。
防災マップには、新たに浸水想定区域や防災無線スピーカー位置を加え、土砂や地滑りの警戒区域、避難所や医療機関、防火水槽などを記した。3種類は地区ごとに範囲を絞ったもので、すべて中心市街地を含めたレイアウトになっている。