2011年1月15日(土)付


スキーと雪遊びで交流 和歌山県太地小と白馬北小
 白馬村と姉妹提携を結んでいる、和歌山県太地町の太地小学校(坂本善光校長)の4年生27人が2泊3日の日程で同村を訪れ、白馬北小学校(中山晴隆校長)の4年生55人と白銀のなかで友情を深めた。13日は白馬岩岳スキー場で、クロスカントリースキーや雪遊び体験で交流した。 南国和歌山から10時間かけて氷点下の白馬にやってきた太地小児童は、大自然の雪の感触に大喜び。アルペンスキーとは違う「歩くスキー」の体験は全員が初めてだったが、北小児童の指導ですぐに滑りかたのコツを覚え、雪原の景色の変化を楽しみながらコースの散策を堪能していた。
 両校による互いの学校の特色や町村を紹介しあう学習発表会も行われ、山と海の暮らしについて理解を深めあった。両校児童は「5年生になったら太地で会いましょう」と半年後の再会を固く誓っていた。
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1月の一覧
発達促す手遊び 大町市のおはなクラブ指導
 大町市の子育て支援活動、ゼロ歳児親子教室「おはなクラブ」は13日、保健、発達指導を行った。母親を対象にした運動やあかちゃん同士の「ハイハイ競走」、子どもの発達に役立つ講話などに15組の親子が参加した。
講師は女性のライフステージをサポートする市内の「SANBAの会」代表の宮崎ひでみさん。育児に必要な情報や知識を運動や手遊びなどを取り入れながら指導した。
小学生まゆ玉作り JAおたり 食農体験教室の特別編
JA大北おたり支所女性部の南小谷支部(千国日出子支部長)の食農体験教室の特別編が12日開かれ、小学生らが小正月の風物詩・まゆ玉作りに取り組んだ。
 まゆ玉は米の粉を練り赤や緑に着色したものなどをミズキの木に飾ったもの。かつて養蚕が盛んだった時代、蚕がより多くのまゆを作ってくれるようにと、米の粉をまゆの形に見立てて作った。
 小正月飾りとして家々を飾るとともに、どんど焼きで焼いて食べたりしていた。時代とともに養蚕を行う農家もなくなったが、今もなお農村の伝統行事として各地で伝承されている。
住民参加で魅力PR 松川村 そんみん観光大使募集
松川村は17日から、村民や村のファンを対象に、「そんみん観光大使」を募集する。地元をよく知る、住民参加の観光PRを通じて、地域の魅力の発掘や再発見につなげる。
登録者は村から、証明書と松川をイメージした名刺を付与され、ボランティアで活動を展開する。それぞれが旅行先や来客など日常生活の中で 特に地域外への広報活動に力を入れる。任期は4月1日から平成24年3月31日まで。
村は昨年、国内唯一の「すずむし保護条例」を制定、信州デスティネーションキャンペーンでの誘客などを足がかりに、観光PRを行ってきた。観光大使の任命をきっかけに、豊かな自然環境をもつ地域の、さらなるアピールに期待を寄せている。
積極的声かけの魅力 つばさカリスマ販売員に学ぶ おもてなしセミナー
 大町市中心市街地活性化協議会、おおまち再生支援まちづくりの会、大町商工会議所中小企業相談所は13日、「おおまちおもてなしセミナー」を大町商工会館で開いた。定員を上回る約90人が来場。日本レストランエンタプライズチーフインストラクターの茂木久美子さんを講師に、積極的に声かけする「カリスマ販売員」の魅力的なサービスに触れた。
茂木さんは山形新幹線「つばさ」の車内販売員として活躍。積極的な声かけで群を抜く売り上げを記録し、最年少でチーフインストラクターに抜てきされた。現在もアテンダントとして乗務している。セミナーでは方言を交え、親しみやすい口調で体験を伝えた。