2011年1月18日(火)付


うがいや手洗い励行 大町南小かぜ予防旬間
 寒く、乾燥した空気で風邪やインフルエンザが流行し始め、大北市内の各小学校では風邪予防旬間が始まっている。風邪をはやらせない、うつさないために大町保健センターなどがうがい、手洗いなどかぜ予防対策を行うよう、注意を呼びかけている。
大町市立大町南小学校(北澤佳伸校長)では17日から「かぜ予防旬間」が始まり、給食前などに手洗いやうがいで風邪予防を図っている。期間中の2月4日までは、マスクの着用、家庭から持参したお茶でのうがいや手洗い、換気を励行する。児童たちは指の間までせっけんを使ってしっかりと手洗いをするなど風邪予防に努めていた。
安心安全へ連携確認 池田町消防団出初め式
 池田町消防団(赤羽正団長、団員286人)は16日、出初め式を高瀬中学校で開いた。自主防災会や女性団体連絡協議会、日赤奉仕団など防災に取り組む関係団体が参加し、安心安全な町づくりに向け、連携を確認した。
式典では、団員たちの努力や功績に対する表彰や、退職団員に対する感謝状贈呈などが行われた。7分団のうち、設立4年目の女性隊から、初めて受賞者が出た。
関係者約350人が地域住民に見守られながら、雪が吹きすさぶ三丁目交差点から安曇総合病院までを分列行進。終了後、町災害救助ボランティアセンターや町ライオンズクラブなどが用意した豚汁で、冷え切った体を温めていた。
小谷でスキー交流 下伊那郡高森町の小学生
 小谷村青少年育成会(平林哲夫会長)とスポーツを通じて交流している下伊那郡高森町子ども会育成会(小平厚夫会長)の4年生から6年生までの児童24人が15、16の両日、スキー交流会で同村を訪れた。
宿泊先の「ベルハート」で歓迎式が行われたあと、一行は初心者、中級者、自在に滑れる上級者といったレベル別のグループに分かれ、地元のジュニアスキークラブの子どもたちや育成会役員らの指導でスキーを滑った。
外国人に伝統行事PR 白馬村白馬町でどんど焼き
 白馬村の白馬町活性化委員会の小正月行事「どんど焼き」が15日、JR白馬駅東側の木流かさ地蔵周辺で開かれた。伝統行事を外国人向けの観光PRと、地域住民の交流活性につなげようと、昨年から行われている催し。雪が降りしきる中、国内外の多くの来場者が、燃え盛る炎を囲んで無病息災や五穀豊穣を祈った。
 昨年は多くの外国人の参加があったことから、ことしは早い時期から英文のチラシやポスターを作り、外国人の宿泊が多い施設を中心に告知。会場では英語通訳者が外国人にどんど焼きの説明を行い、国際交流をサポートした。
強い寒気、大北に大雪 適切な除雪と安全運転を
 ことし一番の寒気が日本列島上空に流れ込んだ15日から17日にかけて、大北地方は大雪に見舞われ、平年を超える積雪を記録した。大町市内も雪に覆われ、除雪作業に追われる市民の姿が目立った。今後も冬型の気圧配置となる日が続き、関係機関は安全運転や適切な除雪などを呼びかけている。
 大町建設事務所の調べでは、17日午前9時現在の24時間降雪量は、小谷村小谷温泉で28a、同中土で20a、大町市美麻大塩で18a、白馬村北城で17a、大町市青木で16a。長野地方気象台によると正午現在、小谷村で148a(平年比203%)、白馬村で91a(228%)、大町市で49a(288%)と、平年に比べ2倍以上の積雪深を記録した。
地域防災力を向上 松川村消防団も出初め式
松川村消防団(梨子田邦彦団長、団員200人)は16日、出初め式をすずの音ホールで開いた。出席した団員や防災関係者らが、地域の防災力向上に向け気持ちを新たにした。
式典では防災への貢献者に対する感謝状の贈呈、職務に励む団員の表彰などが行われた。
すずの音ホール前の通りでは地域住民らが見守るなか、園児でつくる幼年消防クラブや、自治防災会などを加えた総勢約500人が分列行進。子どもたちが氷点下の寒さや顔を打つ雪に負けず、太鼓や鍵盤ハーモニカの元気な音色を響かせていた。
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