2011年1月19日(水)付
大町市議選 候補擁立へ動き加速 告示まで3か月 表明7人 任期満了に伴い統一地方選後半の4月17日告示、同24日投開票の日程で行われる大町市議選(定数18)は、告示まで3か月を切った。18日現在、正式な出馬表明は現職3氏、元職1氏、新人3氏の計7氏にとどまっている。定数2減が影響しているのかやや低調だが、各地区の新年総会などが終わり、今後は一気に候補擁立に向けた動きが加速しそうだ。 |
寒さに負けず歓声 風の森ようちえん雪上運動会 大町市平北条屋敷の野外保育・風の森ようちえん(伊藤恭子代表・園児18人)は16日、昨年に引き続き2回目となる雪上運動会を同園近くの空き地で開いた。風邪に負けない子どもに育ってとの保護者らの願いに応えるかのように、園児たちは雪上を駆け回り元気な声を響かせていた。 園児と保護者ら約60人が参加した。園児は寒波の影響による大雪にもめげず、障害物ソリ競走や雪合戦、宝探しなど楽しんだ。 雪に足を滑らせ体中真っ白になるわが子の姿、母と子で励ましあいながらゴールを目指す光景などに、笑い声や励ましの声援であふれていた。 |
まゆ玉作り異世代交流 小谷保育園 村老人クラブ連指導 小谷村の小谷保育園でこのほど、同村老人クラブ連合会のお年寄りの指導による小正月の行事にちなんだまゆ玉作りが行われ、園児が昔ながらの風習を体験しながら異世代交流を深めた。 指導を受けたのは年中園児15人。お年寄りたちが持参した本物のまゆを園児に見せ、まゆ玉飾りの風習が養蚕に由来することや、まゆ玉に昔の人が五穀豊穣を願う切なる思いを込めていたことを説明した。 グループに分かれて上新粉ともち粉を熱湯で練り、まゆ玉を形づくった。昔ながらの伝承を少しでも体感してもらおうと、まゆ玉は着色せず、最初に見たまゆの形をできるだけ忠実に再現して、園が用意したミズキの枝に飾り付けていった。 |
白馬村乗り合いタクシー 昨年の利用者25%増 白馬村は、登録制村乗り合いタクシー(白馬ふれ愛号)の昨年1年間の利用状況をまとめた。昨年1年間の延べ利用者数は、一昨年と比べ約25%増と大幅な伸びを見せた。実証運行開始から3年目を迎え、乗り合いタクシーシステムを熟知する登録者が増えたことが、利用者増に結びついたようだ。 昨年1年間の延べ利用者数は、一昨年の5615人から1386人増の7001人となった。1日平均乗車数も着実な増加を見せており、21年12月末で27人だったのが、22年12月末で32人と伸ばしている。 登録者数の変動がほとんどないなかの大幅な伸びに、担当の村住民福祉課はシステムの浸透を実感している。村は、年間の延べ利用者数の目標値に1万人を掲げている。 |
やしょうま味わう 未就園児に伝統食の大切さ 白馬村 白馬村の子育て支援センターで13日、2歳以上の未就園児を対象とした「やしょうまを食べよう」会が開かれた。地域に伝わる伝統食の大切さを若い主婦らに広げ、次世代を担う子どもたちに小さなころから伝統食に親しみ、食育を身近に感じてもらう企画。多数の参加者が、同村の食生活改善推進協議会白馬支部(横田廣江会長)のメンバーが手作りしたやしょうまを味わいながら、昔の暮らしに思いをはせた。 |
20年節目の縁 好反応 「姉妹」立川市でPR 大町市観光協 大町市観光協会は13、14の両日、姉妹都市の東京都立川市を訪れ、冬季観光のPRを行った。来場者の反応はおおむね好意的で、締結20周年の節目を迎える姉妹都市の交流やアンテナショップ「信濃大町アルプスプラザ」開設などで知名度が高まりつつある中、交流の「縁」による関心の強さを感じたという。 JR立川駅の南北通路にブースを置き、ポスターやのぼり旗でPR。観光協会やアンテナショップ、立川駅びゅうプラザの関係者がパンフレットなどを配り、冬のファンタジアおおまち雪まつりや市内スキー場、国営アルプスあづみの公園の冬のイルミネーションなどを紹介した。 |
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