2011年1月20日(木)付


旬の食材無駄なく 大町保健福祉事務所 信州エコ・クッキング
 大町市の大町合同庁舎・大町保健福祉事務所で19日、「エコ」を意識した調理を学ぶ「信州エコ・クッキング」が開かれた。旬の食材を無駄なく使い、食べ残しなどを減らす料理法を学び、環境保全への意識を高めた。
同事業は、県が昨年6月から始めた生ごみをなるべく出さないようにする運動「食べ残しを減らそう県民運動」の啓発をしようと昨年11月末から、県内各地で全30回開催予定。家庭ごみの大半を占める生ごみを減らす知識や料理の実践を行っている。
雪の中無病息災願う 白馬村飯森でどんど焼き
 白馬村の飯森地区で15日、飯森神社横のわんぱく広場を会場にどんど焼きが行われた。吹雪の中での開催となったが、多数の地域住民らが参加して、おんべから上がる大きな炎に一年の無病息災を願った。
 同地区ではどんど焼きが長く途絶えていたが、次代を担う子どもたちに、伝統行事を通じて郷土を愛する心をはぐくんでもらおうと数年前、地域の若者が中心となって「飯森新撰組」(太田光代表)を結成。昔を知る地区住民の話を聞きながら、昔ながらのどんど焼きを復活させた。
アルストロメリア最盛期 JA大北3月まで出荷
 大町市平のJA大北中部育苗センターで、ハウス栽培の「アルストロメリア」の出荷が最盛期を迎えている。ハウス内には赤や白、黄色、ピンクなど色とりどりの花12色が並び、職員が出荷作業に追われている。出荷作業は3月いっぱいまで行われ、今季1万4000鉢を関西、関東など都心へ出荷予定。
同センターでは、水稲育苗に使われているハウスを水稲の育苗以外で有効活用しようとアルストロメリアの栽培が始まり、ことし11年目になる。シクラメンの栽培も行われている。
かさの上にこんもり 白馬村 木流かさ地蔵
 かさの上にこんもりと雪を積んだ木流かさ地蔵。白馬村のJR白馬駅東側公園の一角にある光景だ。周囲も大量の雪で覆われるなかにあってもスキーを中心に冬場のにぎわいを願ってか穏やかな表情を見せている=写真。
 木流かさ地蔵は、地元住民が建立した。天候次第で、背景には絶景の北アルプスも広がるなど、白馬の冬を切り取る絶好の撮影スポットとして注目を集めそうだ。
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1月の一覧
冬に全身健康づくり 大町市老ク連 シニア水中運動教室
 大町市老人クラブ連合会(上條昭雄会長)のシニア水中運動教室は18日、本年度の開講式を大町スイミングスクールで開いた。運動しにくい冬の期間中に全身運動で体を動かし、寝たきりにならない介護予防につなげるねらいの事業に、2班で53人が参加した。
同教室は平成13年に始まり11年目。ことしは例年会場としていたゆーぷる木崎湖の改修工事を控え、会場を変更。開講当初に使用していたスイミングスクールに移した。ことしは2つの班で、3月まで隔週で各5回の講座を行う。