2011年1月30日(日)付


米作り学習仕上げ 大町北小クラスごと収穫祭
 大町市の大町北小学校(丸山峯男校長)の5年生は、社会科と総合的な学習の一環として取り組んだ米作りの仕上げに収穫祭をクラスごと行った。収穫物を自分たちで調理し食べることで感謝や喜びを感じ、食に対する意識を高めた。
28日は、3組(清水彰一教諭担任・児童27人)が自分たちでついたもちを5種類の味付けで味わい、収獲を祝った。
調理室に集まった児童たちは、素材に混ぜる砂糖の分量などをグループで相談し、何度も味見をしながら味付け用のきな粉やゴマを調理。前日から、水に浸した米を蒸し、2臼ついたもちを一口大に丸めてまぶし「5色もち」を作った。
24万球光と音彩る 国営公園大町松川 真冬のイルミネーション
 国営アルプスあづみの公園大町・松川地区で、園内をイルミネーションの光で飾った冬の風物詩「真冬のイルミネーション」が始まった。28日夜は、大町市常盤地区、松川村川西地区住民、報道機関を対象に内覧会を開き、園内を彩る24万球のイルミネーションが「光」と「音」で来場者を楽しませた。3月6日まで。
昨年から実施されているイルミネーションは、昨年より10万球ほど増やし、より豪華に。音楽に合わせて光り方が変化するなど動きも楽しめるイルミネーションに仕上げられている。
インフルエンザ流行の兆し 手洗いうがい励行
体調変化早期発見と治療を 大町市内保育園

 県全域にインフルエンザ注意報が出され、大町市内でも学級閉鎖など、流行の兆しがみられる。乳幼児がかかりやすい「ノロウイルス」「ロタウイルス」などによる感染性胃腸炎や水痘(水ぼうそう)などの流行期とも重なり、集団感染が起きやすい幼稚園や保育園、学校では手洗いやうがいを呼び掛け、感染の拡大防止に取り組んでいる。
スポーツで健康長寿 大町老ク連幹部研修会
 大町市老人クラブ連合会(上條昭雄会長)は27、28の両日、幹部研修会を大町温泉郷立山プリンスホテルで開いた。約70人の各単位クラブ会長らが、高齢者とスポーツや障害者福祉などについて学んだ。
県体育センターの藤牧博和専門主事が講師を務め、高齢者とスポーツについて講演。高齢化社会の中では寝たきりや認知症にならず、心身ともに自立した生活を延ばすことが課題とし、食事制限や薬ではなくスポーツや運動による健康づくりが大切と指導。リモコンを使わない、階段を上り下りする、草むしりする−など日常での体力作りから、お金いらずで取り入れられるウオーキングや体操などを紹介した。
伝統のおからこ作り 父ちゃんの料理教室 小谷村社協
 小谷村社会福祉協議会は27日、「父ちゃんの料理教室」を開いた。村内の60歳以上の男性10人余が参加。2月3日の節分にちなんだ大豆やイワシを使った料理と、昔ながらの伝統製法で作る米粉の「おからこ」を作った。
 節分には大豆をまき、イワシの頭をつけたヒイラギを飾って悪鬼退散を願う風習があることから、メーン料理は大豆入り変わり赤飯と、イワシの竜田揚げを作り、ひと足早い季節行事を楽しんだ。
アルミ缶回収いす5脚 ひなたぼっこに寄贈 大町第一中
 大町市立大町第一中学校(五十川崇校長)の校外生徒会は28日、同市白塩町の「デイサービスセンターひなたぼっこ」にいす5脚を寄贈した。アルミ缶回収で得た収益金を社会福祉に役立てようという同校の取り組みで、生徒たちの気持ちがこもった品を「大切に使ってください」と施設に贈った。
同校では毎年、学区内で行う資源回収で集めるアルミ缶の収益金を利用し、市内の福祉施設にさまざまな物品を寄贈している。ことしはアルミ缶回収の収益金約11万円で購入した。
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