2011年2月2日(水)付


北ア舞台に山描く 映画「岳ーガクー」試写会
 北アルプスを舞台に、山の厳しさや山岳救助を通して登山者との交流を描く映画「岳 −ガク−」の報道機関や松本市の観光関係者向けの試写会が31日、同市の松本シネマライツ(北原優介支配人)で行われた。5月7日からの公開に先駆けて、約100人が鑑賞した。
映画は、石塚真一さんの同名マンガが原作。大町市や松本市内、北アルプスの山々を中心に撮影が行われた。
親子スノーボード 小谷小 体育授業で交流
 小谷村の小谷小学校は2月中旬まで、体育の授業の時間を利用して、各学年ごとに村内のスキー場で親子交流会を開いている。31日は6年生が白馬コルチナ国際スキー場で、スキーやスノーボードで交流した。
 レベルごとにグループ分けし、保護者も子どもたちとともに滑った。スキー教室では体験しないスノーボードを希望する児童も多く、技術の習得や向上をめざすレッスン方式でなく、親子でともに楽しむことに重点を置いた。
地域のお年寄りと育てた味 園児が寒干大根作り 小谷保育園
 小谷村の小谷保育園(山田圭佐美園長)の年中園児15人は31日、園児が秋に同村伊折地区で地域のお年寄りと育てた大根を使って「寒干大根作り」を行った。
寒干大根は、一年で最も寒さが厳しい寒の時期の気候を利用して、秋に収穫した大根を寒風の中にさらし、乾燥させて作る、昔ながらの保存食。高い栄養価と独特の甘みと食感が、冬の食卓を豊かにする食材として古くから親しまれてきた。 現代は新鮮野菜がいつでも流通していることから作る人も少なくなったため、同園では冬の貴重な伝統野菜を見直し、次世代に継承して行こうと、伊折農業生産組合の協力を得て、共同畑でお年寄りとともに大根の栽培から手がけ、冬の寒干大根作りに取り組んでいる。
ドッジ県3位北信越へ 大町東小 ファイナルブレイカーズ
 大町市の大町東小学校の児童でつくるドッジボールチーム「ファイナルブレイカーズ(山岸澄雄監督)」は30日、松本市で開いた「第15回長野県小学生ドッジボール選手権大会(知事杯)」で第3位となり、北信越大会への出場を決めた。
同大会は小学校3年から6年まで男女混合可のチームが県内から40チーム参加。予選リーグと決勝トーナメントで競った。
大町一中 環境美化の表彰伝達 3学年運営委に手渡す
 社団法人食品容器環境美化協会の「第11回環境美化教育優良校等表彰事業」散乱防止活動部門で優良校・協会会長賞に、大町市立大町第一中学校(五十川崇校長)が選ばれ31日、同校で表彰伝達式が行われた。農具川に天然記念物のカワシンジュガイが住める環境をつくるなど、環境美化の清掃活動が高く評価され、表彰を受けた。
同事業は、環境美化の奨励や啓発を目的に、平成12年度から実施している。表彰は各都道府県で、公共の場所の美化や飲み物の空き缶容器のリサイクルを実践し、環境美化に継続的で熱心に取り組み、県の推薦を受けた小中学校から選定。優良校は最優秀8校、優秀校12校に続き、全国で52校が選ばれた。県内では本年度、優秀校で千曲市立埴生中学校も選定されている。
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2月の一覧
火の怖さ訴える力作 防火ポスター入選作品展
 大町市内各地で開かれている「防火ポスター入選作品展」は2日まで、市役所ロビーで展示している。市内の小学生や中学生が描いた、火の怖さを訴える力作が並び、火の元の安全を呼びかける。
金賞から佳作まで、小学生11点、中学生4点の今年度のコンクール入賞作品を展示。燃える家や暖房器具を描くとともに、「火は消した?いつも心に聞いてみて」「火は見てる あなたの心のその油断」などの標語を添えている。