2011年2月12日付

小雪舞う大町あめ市　初の前夜祭まちあかりも
　大町市の中央通り商店街で11日、恒例の「大町あめ市」が開かれた。小雪が舞う肌寒い中ながら大通りは人々でにぎわい、各商店会や自治会、有志グループなどによるさまざまな催しを楽しんだ。
　10日夜には、前夜祭として「信濃大町まちあかり」が行われた。あめ市を前にまちなかを彩り、訪れた人々を歓迎しイベントを盛り上げようと初企画。商店街を照らす数々のキャンドルコップが並んだ。

仁中生授業や部活の作品展示
　大町市仁科町のギャラリーいーずらで11日から、市内学校展の大町市立仁科台中学校の生徒作品が展示さている。美術や国語、家庭科の授業や美術部員の部活で制作した、生徒たちの力作が並んでいる。14日まで。
美術では１年生の文字絵や２年生のポスター、３年生の篆（てん）刻作品、国語は習字の書き初め、家庭科ではハーフパンツやじんべえなどの作品約３５０点が出展されている。
１年生の文字絵は、漢字の一部を絵に置き換え、より深い意味を表現したもの。「陽」の「日」の部分を太陽の絵にするなど、生徒たちそれぞれの豊かな発想で一つの字に絵で意味を込めていた。
初日はあめ市開催の中で、多くの来場者が足を運び、作品を眺めていた。

技とスピード競う　五竜とおみクロカン大会

　白馬村のスノーハープを会場に６日、県スキー連盟公認の「白馬五竜とおみクロスカントリー大会」（白馬村スキークラブ主催）が開かれた。県内の小学生から一般まで、３６２人の選手がエントリー。日ごろ鍛えた技術とスピードを競い合った＝写真。

温泉入浴と琴演奏　三日町さんさん会懇親
　大町市三日町の小地域福祉ネットワーク「さんさん会」（窪田英雄会長）は６日、同市平のゆ～ぷる木崎湖で、地域のお年寄りたちを招いて懇親会を開催した。
町内から30人余が参加し、温泉入浴を楽しむとともに、琴の演奏やカラオケ大会で交流し、楽しいひとときを過ごした。
同市大黒町で２代にわたり生田流の琴教室を開いている、生田流師範の北澤寿美子さんを招いて本格的な琴の演奏に聞き入った。参加した女性は「生演奏は聞く機会が少ないので、音色に感動しました」と話していた。
カラオケは教室に通う町民も多く、それぞれが見事なのどを披露し合った。

美麻、八坂中に図書券　大北法人会大町が寄贈
　社団法人大北法人会大町支部（松下睦治支部長）は８日、同会の地域貢献活動の一環として、大町市立美麻中学校と八坂中学校それぞれに図書券５万円分を寄贈した。
大町市の法人経営者でつくる同会の、地域貢献活動の一環として市内の学校に図書券の寄贈をしている。少年野球の支援なども行っている。