2011年2月13日(日)付


信州と沖縄雪国で合戦 青木湖スキー場跡地
 大町市平のサンアルピナ青木湖スキー場跡地で12日、第4回青木湖雪合戦大会が開かれた。県内の有志たちの交流の中から輪が広がり、今回は沖縄県から約30人が参加。雪国と常夏の南国の住民が、雪の遊びを通して触れ合った。
県内や首都圏、沖縄から10チーム約100人が参加。公式ルールにのっとり、総当たり戦でプレーした。雪合戦は1チーム7人で、投げた雪玉に当たればアウト。敵陣のフラッグを奪うか、全員を倒すかで勝利し、3セットを競う。沖縄からの参加者は雪が初めてという人も多く、大はしゃぎ。どのチームも元気に雪玉を投げ合い、交流を深めた。
トップページ

●当サイトに掲載の記事・画像の無断転載を禁じます。すべての著作権は大糸タイムス社に帰属します。
Copyright(C)2010 OHITO TIMES Co., Ltd. All Rights Reserved.

2月の一覧
幻想的ヒカリノカケラ 池田町福源酒造の御囲蔵
 池田町の工芸家らでつくる「池田遊酔計画」は10日から、ナイトミュージアム「ヒカリノカケラ」を、福源酒造の御囲(おかこい)蔵で開いている。瓢箪(ひょうたん)ランプや電飾を使ったオブジェなどで町の文化財を彩り、来場者が幻想的な光景を楽しんでいる。
光と音楽で演出された蔵内では、作家ごと独創性にあふれた作品を展示。同蔵の純米大吟醸など地元の味も提供され、来場者が電飾を埋め込んだ手作りのテーブルで、陶芸作品を器に使って堪能していた。
人気ちびっこ広場 白馬乗鞍 スキー場 3シーズン目迎え定着
 小谷村の白馬乗鞍温泉スキー場の若栗ゲレンデにキッズ専用のスキーエリア「ちびっこ広場」が登場して3シーズン。ゲレンデ内の一角で子どもたちが安全・安心に1日たっぷりと楽しめる雪のパラダイスとして訪れるスキー客らにすっかり定着した。
 同スキー場では今シーズン、遊具をさらに充実させ、来場者がすべて無料で利用可能とした。「子どもと行きたいスキー場」として同スキー場の魅力アップに努めながら、ファミリー層の拡大をめざしている。
小谷からの雪に歓声 静岡県菊川市にプレゼント
 小谷村観光連盟はこのほど、友好関係にある静岡県菊川市(旧小笠町)に雪をプレゼントした。小谷から運んだ雪を使ったソリ遊びやかまくらづくりなどに、雪遊びを知らない子どもたちからは歓声があがった。村関係者たちは、「子どもたちがいずれ、スキーで小谷を訪れることにつながってくれれば」と将来を見据えた誘客活動を進める。
 雪のプレゼント事業は、十数年前から実施していたが、数年前から途切れた状況になっていた。過去には年間200万人ともいわれていた観光客入り込みも現在では100万人を割るなか、スキーへの関心とともに、将来を見据えた誘客活動が必要と捉え、雪遊びを知らない都会の子どもたちをターゲットにことし再開した。
 菊川市のほか、フットサルを通じた交流がある東京都町田市にも雪のプレゼントを実施した。各会場とも多くの子どもたちでにぎわいを見せた。
寒さ吹き飛ばす歓声 子ども会育成協雪上運動会 平地区

 大町市平地区子ども会育成協議会の22年度「雪上大運動会」(海川明文大会長)はこのほど、平運動場で開いた。一面雪で覆われた会場は子どもたちの歓声や笑顔があふれ、元気な姿が寒さを吹き飛ばしていた。