2011年2月16日(水)付


スキー100年振り返る 八方尾根火祭り 愛子も 19、20日
 白馬村の八方尾根スキー場名木山ゲレンデ特設会場で19、20の両日、八方尾根火祭りと、祭りにともなうスペシャルイベントが開かれる。ことしは日本にスキーが伝来してから100周年の節目を迎え、実行委員会ではスキー発祥100周年委員会と、さまざまな記念イベントを展開している新潟県や野沢温泉スキー場、同村の山とスキーの総合資料館などの協力を得て、100周年にちなんだ白馬ならではのさまざまな催しを企画。同村出身でスキー100周年大使のモーグルの上村愛子選手も特別ゲストとして来場する予定で、実行委では多数の来場を呼びかけている。
頭脳戦楽しみ交流 常盤公民館 囲碁・将棋・マージャン大会
 大町市の常盤公民館(高橋敬治館長)は13日、恒例の囲碁・将棋・マージャン大会を開いた。小学生から高齢者まで出場者約40人が、頭脳戦を楽しみながら、交流を図った。
大会は各種目ごとリーグ戦などで試合を展開し、総合順位を決めた。世代をまたいだ囲碁の交流試合も行われ、子どものこん身の一手に、碁盤を挟んだ大人が「待った」と声をあげていた。
高橋館長は「思考力や指先を使い、認知症予防など健康づくりにも期待ができる頭脳スポーツ。選手同士ふれあいながら、楽しんでほしい」と話した。
かぶろ様と天狗披露 松川村劇団すずの音初公演
松川村を中心に住民有志でつくる、「劇団すずの音」(梨子田芳正代表)は13日、設立後初となる公演を同村すずの音ホールで開いた。村内に伝わる民話を継承しようと「かぶろ様と天狗」を披露し、子どもからお年寄りまで来場者を楽しませた。
公演は小学1年生から70歳代まで住民25人が、役者やスタッフで参加。仁科神明宮に祭られた女神の使い「かぶろ様」が、馬羅尾山に住むいたずら天狗を懲らしめる物語を演じた。
ステージでは天狗と「かぶろ様」が謎かけによる知恵比べや、綱引きによる力比べをする白熱した展開を見せ、来場者は出演者の演技に見入っていた。「すずの音子ども合唱団」も協力出演し、公演のために書き下ろした「天狗様の歌」を歌って、ステージに花を添えた。
弁当でお年寄り活力 小谷村社協配食サービス
 小谷村の社会福祉協議会は10日、村内の男性72歳、女性75歳以上の一人暮らしの高齢者を対象とした弁当配食サービスを実施した。高齢者の身体に合った、栄養バランスを考えた食事を提供することによって、日ごろの食生活全体への注意を喚起するとともに、安否を確認したり、孤独感を緩和することを目的とする同会の事業の一環。高齢者の誕生月にあわせ、2か月に1回行っている。
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2月の一覧
振り込め詐欺防止 家族のきずなキャンペーン 県内一斉
県内一斉の振り込め詐欺防止キャンペーン「家族のきずな強化キャンペーン」が15日から、始まった。大町市の八十二銀行大町支店前などで、大町署員や近隣の銀行職員らがチラシを配り、振り込め詐欺に注意するよう呼びかけた。同キャンペーンは21日まで、今月は、全国一斉の振り込め詐欺防止強化月間になっている。
昨年1月から12月までに、全国で約6600件、県内では67件の振り込め詐欺が確認された。大町署管内は前年と同数の3件の振り込め詐欺被害が確認されている。件数は減少傾向にあるものの、手口は多様化しているという。
「お茶を飲んで気持ちを落ち着かせて」「カテキンで振り込め詐欺に勝とう」と願いを込めて、ティーバッグをつけたチラシを配布した。署員や職員らは「振り込め詐欺はまだまだ発生しています。気をつけてください」と銀行を利用する人などに、丁寧に指導していた。