2011年2月17日(木)付


五輪招致支援と友好 応援団一行ピョンチャンへ
白馬村を中心とした大北地域の市村や観光関係者らでつくる韓国平昌(ピョンチャン)冬季五輪招致NAGANO応援団(福島信行団長)一行は16日、韓国ピョンチャンに向け出発した。スキーを通じて大北地域と長年友好関係にあるピョンチャンで、五輪招致応援活動を展開し、韓国人のさらなる誘客含めた日韓友好の輪拡大を目指す。
 応援団一行17人は、愛知県の中部国際空港から現地に向かった。
ピョンチャンやカンヌンに2泊3日の日程で滞在し、IOC視察団に対する応援横断幕を使った開催アピール活動や地元住民との交流などを行う予定。福島団長は「長野五輪招致の際には、韓国に大変世話になった。少しでも恩返しができれば」と話した。
黒ブタさん広め隊 大町西小3年2組成果発表
大町市の特産「大町黒豚」を多くの人に知ってもらおうと、大町市立大町西小学校(幅下守校長)3年2組(宮澤真由子教諭・31人)が学習、広報活動に取り組んでいる。15日は3、4学年の授業参観が行われ、これまでの学習成果を発表し、保護者らに大町黒豚の良さを伝えた。
総合的な学習の時間を利用した授業の一環。社会科で地域を学んできたこともあり、地域の特色を広めていきたいと学習に取り組んだ。
同クラスの児童たちは「黒ブタさん広め隊」として1年間活動。チラシ、ポスター、のぼりの制作や大町黒豚を飼育している飯島楯雄さんの養豚場で、大町黒豚がどのような環境で育っているかなど学んできたことをまとめた。「甘くて、臭みがなく、脂がさっぱりしていておいしい」と大町黒豚の良いところをPRする歌も披露された。
写真展ユキノヌクモリ 白馬村で 大町市の遠藤励さん

 白馬村のJR白馬駅前ロータリーにある「bamboo coffee bar」(バンブーコーヒーバー)で20日まで、大町市在住のフォトグラファー・遠藤励さんの写真展「ユキノヌクモリ」が開かれている。独自の世界観で雪の魅力を余すところなく伝える作品の数々が、訪れる人の目を楽しませている。
薬食同源の韓国料理 池田町公民館みのり塾
池田町公民館(中山彰博館長)は15日、生涯学習講座「みのり塾」の第9回を開いた。食を通じた異国文化との交流や健康づくりを図ろうと、松本市の韓国料理店「やんちゃ坊」のオーナーシェフ・張琴順(チャン・クムスン)さん(57)を講師に、「薬食同源」が特徴という料理を学んだ。
町民54人が参加し、朝鮮王朝時代の宮廷料理を起源に、家庭に広まった料理を試食。もち米に干しナツメや松の実をまぜた「ヤッパブ(薬飯)」や、干し柿でクルミを巻いたデザート「コッカムサム」などに舌鼓を打った。
横渓初等学校へエール 姉妹交流結ぶ白馬北小
 2018年冬季オリンピックの招致をめざす韓国・平昌(ピョンチャン)郡を応援しようと、長野冬季五輪開催地である白馬村や大町地域のスキー場関係者、観光団体などが中心になり組織する日韓国際交流「ピョンチャン冬季五輪招致NAGANO応援団」が16日から18日の日程で訪韓している。
 訪韓に先立ち、白馬村の白馬北小学校4年生児童56人が、同校と姉妹交流提携を結んでいる、横渓(ヘンケ)初等学校への五輪招致応援メッセージを応援団の福島信行団長に託した。
 両校は2004年に姉妹交流提携を結んだ。4年生児童は自分たちで韓国語を調べ、「がんばれ韓国」「オリンピックがピョンチャンに来ますように」と、中央に韓国語で大きく書き入れた。周囲には4年生児童全員の顔写真と、それぞれの応援メッセージやイラストが描かれている。
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2月の一覧
e−Tax利用呼びかけ 所得税確定申告スタート
 平成22年分所得税の確定申告受け付けが16日、全国の税務署などで一斉に始まった。自営業者や年収2000万円を超えるサラリーマンなどが対象で、3月15日まで受け付ける。大町市の大町税務署には、初日朝から多くの人が訪れ、税務署員の指導を受けながらパソコンを使って早めの確定申告を済ませていた。大町税務署は「税務署内が込み合うこともあるので、確定申告はお早めに済ませてください」と呼びかけている。