冬季五輪招致支援 韓国で報道 ピョンチャン訪問の応援団
 2018年冬季五輪開催を目指す韓国ピョンチャンを訪問した、白馬村からの「韓国ピョンチャン冬季五輪招致NAGANO応援団」(福島信行団長)。長野からの招致応援の取り組みは、大手テレビ局を中心とした韓国メディアに取り上げられ韓国全土に広く報道された。
 同応援団は、IOC視察団の日程に合わせ、16から18日までピョンチャンを訪れ、招致応援活動を行った。3度目の立候補となり、IOC視察団のバス通過ポイントで応援横断幕を掲げるなど、地元ロータリークラブと連携するなか、招致のためのPR活動を後押しした。
地域の古民家守ろう 雪下ろしボランティア 小谷村中土
 例年にない大雪に見舞われた小谷村では、住人のいない老朽化した空き家の、屋根雪の重みによる倒壊が懸念されている。このほど地域の貴重な古民家を守ろうと、住民有志による雪下ろしボランティアが中土地区埋橋(うずはし)で行われた。
 同地区は中土地区と北小谷深原までを結ぶ古道塩の道沿いのほぼ中間に位置し、昔は牛方宿などがあり、にぎわっていた歴史ある地域。3軒の住民が農業などで生計を立てていたが、近年、住民は次々と県内外に移住。ただ一人集落に残り、最後の住人として集落を守り続けた細野重秀さんが昨年亡くなったことから、その歴史に幕を下ろした。
池田が増加率2位 DC観光地利用者数 県観光部
 県観光部は、昨年10月から12月の3か月間の観光地利用者数と観光消費額(いずれも速報値)をまとめた。
 「信州デスティネーションキャンペーン(DC)」の実施期間で、県内観光地利用者統計調査対象288か所のうち、各地方事務所ごとに利用者の多い上位8か所、計80か所について集計した。
 前年同期比で増加率の大きかった観光地は、1位は駒ケ根市の光前寺がDCとふれ愛いいご縁キャンペーンで90・3%増、2位は池田町の花とハーブの里がハーブセンター改装オープンで77・5%増、3位は飯山市飯山が高橋まゆみ人形館のオープンなどで65・7%増、などとなった。
ものづくり学ぶ交流 台湾の高校生 池工訪問

 池田工業高校(春原武彦校長)は18日、台湾国立沙鹿高級工業職業学校の修学旅行生約40人を歓迎した。全国大会で優勝したソーラーカーや、地元企業と協力して建てた小屋などを紹介しながら、ものづくりを学ぶ高校生同士の交流を図った。
 台湾の生徒たちは校内で機械科、電気情報システム科、建築科の各学科を回り、授業の様子や学習の成果を視察した。部活動の機械工学部でソーラーカーに試乗し、急発進にあわてながらも優れた性能を確認していた。
松糸道路 市内ルート模索 大町市 懇談会で意見交換

 大町市は18日、地域高規格道路「松本糸魚川連絡道路」に関する懇談会を市役所で開いた。今後の市内ルート策定に向けて、市内各団体の代表者などを招き、現状や方向性などを共有した。
 同懇談会開催は平成21年秋に続いて2回目。市内6地区の連合自治会長や商工会議所の部会長、観光団体、交通機関、交通安全協会などの団体から参加し、建設の現状や市内でのルート案の可能性について、意見を出し合った。

2011年2月20日(日)付


もみのき保育園 お別れ会
 統合に伴い本年度で閉園する大町市もみのき保育園(中村祐子園長)で19日、園とのお別れ会が開かれた。園児や保護者、近隣住民など大勢の園関係者が訪れ、思い出を振り返ったり演劇や演奏を鑑賞しながら、園舎とお別れをした。
 園児たちが園での思い出を描いた絵や歌を発表したり、旧第五保育園時代からの卒園生の写真や園児たちの活動を撮影したスライドが上映された。保育士らによる演劇や地元住民のハンドベル演奏、白馬村の吹奏楽団「山の音楽家」による演奏も行われた。
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