雄大なモンゴルに思い 馬頭琴の演奏体験

 白馬村の白馬北小学校で15日、2年生児童59人を対象とした朗読会が開かれた。3学期で学ぶ国語の「スーホの白い馬」の学習を前に、モンゴルの民族楽器・馬頭琴の演奏や朗読を聞き、学習意欲を高めるために毎年行われている。
 松本市で弦楽器工房を営んでいる武田芳雄さんと、大町市在住の読書アドバイザー・服部雅恵さんが同校を訪れ、児童は本物の楽器にふれながら、物語の世界と雄大な異国への思いを巡らせた。
園児招き3世代交流 ぬくもりの会ふれあいサロン
 大町市平借馬の小地域福祉ネットワーク「ぬくもりの会」(小日向孝雄会長)は21日、近隣の幼稚園児を招いた「ふれあいサロン」を同地区公民館で開いた。園児の発表や茶話会で3世代交流を楽しんだ。
 年長児18人は、おゆうぎ会で発表したオペレッタ「ふじちゃくしたうちゅうせん」と合奏を披露した。衣装を身につけそれぞれの配役になりきった子どもたちは、セリフを歌で表現しながら音楽に合わせて踊り、かわいらしい姿にお年寄りらは目を細めていた。
桃の節句前豆びな ケアハウスいわかがみ 小谷村

 小谷村北小谷のケアハウス「いわかがみ」に、同村在住の森田八重子さんが所有する小さなひな人形の豆びなが展示され、入所者らが一足早い桃の節句を楽しんでいる。
 森田さんは神戸出身で、豆びなのかわいらしさにひかれ、若いころから全国を旅して30年ほどかけて多くの豆びなを収集してきた。阪神淡路大震災により一部を喪失したが、100点余が無事で、同村に移住した際にも大切に手元で保管してきたという。
“エコキャップ運動”に感謝状 大町市の関さん親子
 ペットボトルのふたを収集してポリオなどのワクチンに換える「エコキャップ運動」に取り組んできた、大町市常盤上一の関久男さん(42)と息子で南小学校6年生の未和磨(みなと)君(11)はこのほど、NPO法人エコキャップネット(東京都、四角恒帆理事長)に招かれ、横浜市で行われた在日ナイジェリア大使館へのワクチン寄贈式に出席した。
 エコキャップ運動は、ペットボトルの分別を徹底することで再資源化を推進し、売却益でワクチンを購入することで、二酸化炭素の削減と途上国への協力を行う活動。800個(2`)で1人分のポリオワクチンが途上国に贈られる。
冬場の健康と交流 大糸タイムス杯フットサル
 第1回大糸タイムス杯北アルプスフットサル大会が20日、大町市の大町総合体育館で開かれた。本社主催で初となるフットサル大会に、大北地域や安曇野市などからビギナー7チーム、男女混合のミックス5チームのフットサル愛好家約120人が参戦。冬場で体を動かす機会が少なくなるなか、フットサルを通じてチーム同士が交流しながらも熱い戦いを繰り広げた。
 試合はリーグ戦で戦ったあと、上位チームによる決勝トーナメント戦で優勝を争った。選手たちは互いに指示しあったり相手の動きを見ながら鋭いシュートを打つなどすばやい動きをみせた。決勝戦は小谷村で活動するVitaleと、安曇野市で活動するNDKライが延長戦にもつれ込む接戦となり緊張感のある試合を展開していた。
園児が創作舞踏劇 白馬幼稚園お楽しみ発表会
 白馬村の信学会白馬幼稚園(伊藤房光園長)で18日、子どもたちの表現活動の一環で「お楽しみ発表会」が開かれた。園児が創作舞踏劇を演じ、3学期から練習してきた成果を披露した。
 園児は手作りのカラフルな衣装を身にまとってステージに立ち、学年ごとに絵本や童話を題材にした舞踏劇を熱演した。練習では歌やせりふを合わせるのに大変だったというが、本番では大きな声で自分の役を堂々と演じ、全員の心を一つに感動の舞台を作り上げた。

2011年2月22日(火)付


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