スノーシュー里山歩き 白馬岩岳でイベント
 白馬村の白馬岩岳スキー場を会場に19、20の両日「2011白馬スノーウオーク」(同実行委主催)のイベントが開かれた。
 専用のストックを使って体に負担をかけずに誰でも手軽に全身運動ができるノルディックウオーキングのフィールドを冬の雪上に変え、スノーシューを履いて里山歩きを楽しむ日本初のイベント。
 幅広い世代の個人や団体のノルディックウオーク愛好家、スノーシュー愛好家ら100人余が全国から集い、北アルプスの絶景を楽しみながら雪上ウオーキングに挑んだ。
華やか「松本押絵雛」 松川村の文化財展示委
 松川村の住民ボランティアでつくる、「村文化財展示委員会」は5月31まで、「桃の節句」に合わせて、布や和紙を張り合わせた雛(ひな)人形「松本押絵雛」を、松川図書館で展示している。華やかに着飾った、かつて庶民に親しまれた約20体が並んでいる。
 同会によると、押絵雛は江戸時代後期に全国各地で盛んに作られ、土雛とともに雛祭りで飾られた。松本では錦絵を基に作られ、明治時代の分業化により、特産品として各地に普及した。松川周辺地域では、昭和初期まで見られたという。
1年の学習成果発表 小谷小 寸劇や歌、合奏交え
 小谷村の小谷小学校(三ツ井仁校長)で21、22の両日、保護者や地域の人々を対象にした学校公開日にあわせ、学習発表会が開かれた。全校児童が学年ごとに総合的な学習や生活科・社会科の授業で学んだ1年間の成果を発表しあった。
 それぞれの学年が、ステージで寸劇や歌、合奏を交えながらこの日のために練習を重ねた学習体験を発表。個人の主体性と仲間との協調性をたっぷりと盛り込み、見ごたえのある表現にまとめた。保護者や地域住民は子どもたちの発表に笑ったり感動したりしながら1年間の成長ぶりに目を細めていた。
黒豚ポスター飲食店に 大町西小3年2組広め隊
 大町市の名物「大町黒豚」の宣伝隊「黒ブタさん広め隊」として活動に取り組む市立大町西小学校3年2組(宮澤真由子教諭・31人)が市内飲食店や市役所、駅に大町黒豚をPRする手書きのポスターやチラシを配っている。17日は、日の出町の「こまつうどん」を訪れ、大町中央飲食店組合長でもある渡邉徳久店主に店頭に掲示するポスターや児童ら自ら考えたうどんやチャーハンなどのメニュー表などを手渡し、地域特産品の更なる宣伝に一役を買った。
 1年間総合的な学習の時間を使い、地域の特色を広めようと取り組んできた児童たち。渡邉さんら同組合が「まちおこしをしたい」と平成18年から始めた「大町黒豚」について学んできた。
「語り」歓迎 DCに一役 もんぺの会JRから感謝状
 大町市で民話の語りなどの活動を重ねる「大町民話の里づくりもんぺの会」(相澤亮平会長)はこのほど、JR東日本長野支社(久保田穣支社長)から支社長感謝状を受け取った。信州デスティネーションキャンペーン(DC)期間中のリゾート列車や、ここ数年間のイベント列車などでの歓迎に一役買ったことが評価された。
 支社長感謝状は、長年にわたりJRの事業運営に理解を示し、駅の美化や事故防止などの活動に取り組んだ社外団体を表彰する。同会は、3年ほど前からいろどり号などのイベント列車の車内で民話の語りを披露。DC期間中のリゾートビューふるさとや長野駅発の「びゅうバス」などでも公演した。
重ねた学びと交流 県シニア大学卒業式
 平成23年度の第30期県シニア大学大北学部(学部長=寺井直樹・大町保健福祉事務所長)の卒業式と、第12期県地域いきいき実践塾大北支部(同支部長)の閉講式は23日、大町市の県大町合同庁舎講堂で開いた。豊かな経験の上に重ねた学びと学友との交流を糧に、地域社会で活動するため再び巣立った。
 シニア大学となって2回目の卒業生となる52人は、地域文化や交通安全、マレットゴルフや生きがいなどをテーマに2年間で約40回の講座を終えた。拓本や俳句などのクラブ活動や、信濃木崎夏期大学の講座受講、研修旅行や各自のテーマに沿った意見発表など重ね、62歳から84歳までの年齢差の中で、新たな交流を深めた。

2011年2月24日(木)付


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