地元食材PRパンフ 道の駅おたりが紹介
 小谷村の道の駅おたりはこのほど、同村の地域食材を紹介する「小谷(ここ)で食べる小谷(ここ)の食材(もの)」と題した卓上用パンフレットを制作した。レストハウスのテーブルにメニューとともに設置し、「食事を待つ時間の軽い読み物として楽しんでもらい、地場産食材のPRにつなげていきたい」と話している。
 パンフレットは8nのフルカラーで、施設の手作り。小谷の米とレストランで提供しているかまど炊きごはん、そばや放牧野豚、キノコや山菜など細かく紹介している。
 裏表紙には日本酒や焼酎といった、小谷ならではの限定商品を紹介、知ればおいしさの秘密がわかる情報が満載だ。
1団体2氏に感謝状 県警生活安全部長と大町署長
 大町署(翠川幸二署長)は24日、県警本部生活安全部長表彰として振り込め詐欺被害防止活動に努めたJA大北に感謝状を、人命救助に協力したとして中部電力姫川第二ダム管理事務所の米持一志さん=池田町=と同・伊藤浩二さん=大町市=に署長感謝状を贈った。
 JA大北では、昨年7月に県警から「振り込め詐欺被害防止アドバイザー」の委嘱を受け、職員や利用者にチラシ配布などして注意喚起を呼びかけてきた。表彰はJA大北金融部貯金企画課長の山本雅彦さん=池田町=が受けた。
五竜岳に武田菱 好天続く白馬“春”体感
 この数日好天が続く白馬村では、北アルプスの五竜岳に雪形の「武田菱(びし)」が出現し、地域住民が近づく春を体感している。
 雪形は春の融雪とともに、雪の消え具合で山肌にさまざまな形が浮かび上がる残雪の模様。古来から雪形の出方で里の人々が春の訪れを知り、農作業の開始や豊凶を知る目安として利用されてきた。
 武田菱は戦国武将の武田信玄で知られる武田家の家紋「四つ菱」にそっくりなことから武田菱の名で呼ばれ、白馬の代表的な雪形として親しまれている。武田家の家紋の御菱(ごりょう)にちなみ山名を「御菱岳」と呼んでいたのがなまって「五竜」になったという説もある。
ひな人形が出迎え 大町 女性未来館ピュア
 大町市平公民館・女性未来館ピュア(傳刀孝男館長)は正面入り口などにひな人形を飾り、ひと足早い「桃の節句」を演出している。華やかな春の雰囲気を来館者らが楽しんでいる。
 正面のおひなさまは市内の荻久保喜代子さんから寄贈された昭和25−26年の「御殿びな」で、高さ70aほどの御殿におびなとめびなが座している。
 その後方を彩るのはちりめんなどの古布で細工した「はい子人形」などをいくつもつるした「つるし飾り」。伊豆稲取地方の風習として知られ、女児の初節句に無病息災や良縁を祈願し飾る。
心の健康づくり学ぶ 大町でサポーター養成講座
 大町市は23日、「心のサポーター養成講座」の初回を市中央保健センターで開いた。うつ病や自殺の防止に向けて市民の心の健康づくりを推進しようと初開催した。関心の高さを反映して、定員20人を大きく上回る48人が参加。市や大町保健福祉事務所の保健師から市民の心の健康の現状や、予防や支援の基礎知識を学んだ。
 講座では、大町市ではピークの平成15年に16人、21年に再び上昇傾向を見せ10人と、人口に比べ自殺者が多く、12年から21年にかけて交通事故死亡者の3・3倍の83人が亡くなっていると説明された。

2011年2月25日(金)付


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