一糸乱れぬ”有終の美” 岩原副所長が点検官
 大町署(翠川幸二署長)で24日、署員の服装や持ち物の点検をする、本年度最後の「通常点検」が行われた。本来、署員を視閲する点検官は署長が担当するが、本年度で岩原英治副署長が退職となるため点検官を務め、有終の美を飾った。
通常点検は、持ち物などの点検をしながら礼節を重んじ、士気を高めるため年に数回行われている。同署では昨年4月に行って以来。
いーずらで大町西小展
 大町市仁科町のギャラリーいーずらで25日から、市内学校展の市立大町西小学校の児童作品が飾られている。図工や国語の授業などで作った版画やおもちゃなど、児童が本気で取り組んできた力作が並んでいる。28日まで。
2年生はスポンジで作った立体作品、3年生はお面など、5年生の書写や6年生の木彫オルゴールなど、計330点ほどが飾られている。
1年生は紙を重ねて色を塗った紙版画や、ペットボトルや牛乳パックで作った車のおもちゃを展示。それぞれに工夫を重ねて、色鮮やかに作り上げた。各学年で作った版画では、4年生は授業で学んできた黒豚と、一緒に戯れる友だちの姿を描いた。
軽運動と歌で慰問 大町老連女性部鹿島荘で
 大町市老人クラブ連合会女性部(松下岩恵女性部長)は25日、同市大新田町の養護老人ホーム「鹿島荘」(平林圭司所長)を慰問した。女性部会員と施設利用者約60人が軽い運動や歌を歌ったりとさまざまな催しで交流し、ふれあった。慰問は女性部が施設を理解して交流を深めようと毎年行っている。
交流は参加者全員で童謡「ふるさと」や「ひなまつり」を合唱してスタート。軽い体操で体を温めて挑んだ風船を使ったバレーボールでは、6人ずつコートに入り対戦した。参加者は「いけっ」「おっと」など威勢の良い掛け声や歓声をあげながら真剣に風船を追い、楽しいひと時を過ごしていた。
ひな人形手作り 子育て支援ルームで教室 白馬村
 白馬村の子育て支援ルームで24日、2、3歳児を対象としたひな人形の手作り教室が開かれ、多数の親子連れがひと足早くひな祭り気分を楽しんだ。
 スタッフが用意した千代紙で男びなと女びなの着物を折って立体的な人形のパーツを作り、子どもたちが人形の顔をぬり絵で描き入れて組み合わせていった。小さな扇や笏(しゃく)の小道具も貼り、かわいらしい紙人形のおひなさま一対を完成させた。
幻想的表現に関心 白馬の塩島さんバラ写真展
 白馬村北城塩島の写真家・塩島千典さん(64)の写真展「ファンタシア デ ロサ」が25日から安曇野市の豊科サティ3階ホールで始まった。秋から冬にかけて咲いたバラを題材に、ピンのボケ具合を重要視するなど幻想的表現にこだわった作品25点が展示され、来場者の関心を集めている。会期は3月2日まで、入場無料。 バラを題材にした写真展は4回目。今回の題材となったバラは、一眼レフデジタルカメラを使い、豊科近代美術館周辺で過去3年間に写したもの。ムタビリスやメアリーローズ、レッドフェアリーなどにレンズを向けた。 つやのない紙にプリントするなど、幻想的雰囲気の表現にこだわりぬいた作品が会場を飾っている。

2011年2月26日(土)付


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