幼稚園開放し友活 白馬 未就園児ママの広場
 白馬村の信学会白馬幼稚園(伊藤房光園長)で21日、未就園児の親子を対象にした「子育てママの友活広場」が開かれた。雪が降り外出の機会が少ない子育て真っ最中の若い母親らに、同世代の子どもたちが通う幼稚園を開放し、自然な交流や友だちづくりをしてもらおうと同園が子育て支援の一環として企画した「就活」ならぬ「友活」。多数の親子連れが参加して、友情をはぐくんだ。
 園ではホールを開放し、子どもたちが楽しく遊びながら母親らが気軽に自由に語り合えるよう環境を整えた。
麻倉プロジェクト 大町で外国人向けツアー 古い建物触れる文化
 大町市で芸術やクラフトによるまちづくりの拠点にしようと取り組む「麻倉プロジェクト推進の会(小田時男代表)」は25日、「日本のクラフトワークショップと利き酒ツアー」を堀六日町の麻倉などを会場に開いた。
白馬村などに外国人観光客が多く滞在する中、市内に多く残る昔ながらの建物をめぐり体験するツアーを通して、日本の文化に触れてもらうねらい。
オーストラリアから旅行で白馬村に1週間滞在し、同ツアーに参加したキャサリーン・ホッジキンソンさんと夫のダリルさんは、塩の道博物館や市野屋商店の見学、わちがいでの昼食などを通し、大町に残る建物に触れた。
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2月の一覧
春観光ポスター一新 大町市 菜の花加え華やかに
 大町市の春用観光ポスターが2年ぶりに一新された。青々とした空と残雪の北アルプス、夏はソバ畑にもなる美麻地区の菜の花畑、中綱湖畔の桜並木と色合いも鮮やかなポスターが完成し見る人の目を引く。
ポスターは縦100a、横70aの大判。前作で桜と北アルプスをメーンにしていたものに菜の花の「黄色」を加えることで見た目に華やかな印象となった。全国どこでも長野県大町市をPRできるよう、「信濃大町」と表記を変え、大町市までの近隣アクセス地図を掲載した。
ことしの春は、大町市内でも撮影が行われたNHK連続ドラマ「おひさま」放送や山岳映画「岳」上映もあり、ロケ地としての誘客効果も狙いたいとしている。ポスターは姉妹都市や県内の観光案内所、観光キャラバンなどで展示していく。
エコキャップ 9万6000個集める 三井生命 大町西小に感謝状
 大町市立大町西小学校(幅下守校長)は本年度、ペットボトルキャップを集めポリオワクチンに換える「エコキャップ運動」に全校児童で取り組み、ペットボトルキャップ約9万6000個(ポリオワクチン121人分)を集めた。23日、同運動に協力している三井生命長野支社とNPO法人「エコキャップ推進協会」から同校へ感謝状が贈られた。
同校では、年間通してできるボランティア活動を行おうと本年度初めて、児童会のベルマーク・ボランティア委員会が中心となりエコキャップ運動に取り組んだ。長野支社で収集したペットボトルキャップの1割以上を占めたという。
木流川冬の魅力体感 白馬村親しむ会が観察会
 白馬村と同村の有志でつくる「木流川と親しむ会」、白馬村地域用水対策協議会は22日、恒例の冬の観察会を開いた。自然豊かな同川の雪原をスノーシューやかんじきで歩き、冬の魅力を体感した。
 例年は同川の環境を知るための活動の一環として、自然に詳しい会員の解説を聞きながら、専門的な知識を含めた観察会を開いていたが、ことしは気軽に楽しく自然にふれあい、保全の大切さを理解する人々のすそ野を広げることを目的とした。
 同村に移住して3年という、地域住民がガイドとなり「静まりかえった森の中の生き物を探して・冬だからこそみられる生き物の姿」をテーマに、参加者のさまざまな目線で冬に生きる生物をとらえ、冬景色を楽しんだ。
地産地消豆腐作り 大町北小 生活科の学習まとめ
 大町市大町北小学校(丸山峯男校長)の2年生74人は昨年、生活科でダイズを育て収獲した。学習のまとめとして、このダイズを使い、地産地消をねらいに豆腐作りに取り組んでいる。
22日は2組(中澤秀夫教諭・児童25人)が校内調理室で実習した。市内の女性団体「アグリコスモス」の指導で「木綿豆腐」を作り試食した。

2011年2月27日(日)付