北帰行途中で飛来か 常盤の水田にハクチョウ 1日の北アルプス山麓は朝から雲が広がって雨やみぞれが降り、大町市と白馬村では最高気温が3度までしか上がらず、やや肌寒さを感じさせる3月入りとなった。 同日は、同市常盤泉地区の水田に約30羽のハクチョウが飛来し、盛んにエサをついばむ光景が見られた。水のついた田の中を歩きながら、長い首を折り曲げしきりに口ばしでつついていた。 北帰行が始まっている犀川ダム湖のハクチョウが飛来したものと見られるが、遠くから様子を観察していた市民らは「鳥インフルエンザの影響でエサやりが禁止されているため、エサを求めて飛んできたのではないか」などと話していた。 |
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ポット苗プレゼント 社直売所が今季営業開始 大町市社宮本の社直売所が1日から、今シーズンの営業を開始し、野菜や果物、切り花、紫まんじゅう、紫大福など販売している。 まだ野菜は少ないものの、フキノトウやシメジ、ホウレンソウ、コマツナ、トマトなどが並ぶ。店頭につるされた凍りもちは、今月中旬からの販売を予定している。3日までの来店者にポット苗をプレゼントする。 販売部責任者の伊藤芳美さんは「今年もみなさんに愛される直売所を目指し、『安心、安全、新鮮』をモットーに頑張ります。毎週金曜日は11時から、明日香荘のおやきも販売します」と来店を呼びかけていた。 |
悪徳商法対策学ぶ 松川村 消費生活センター出前講座 松川村北細野区(百瀬清区長)は26日、県松本消費生活センターから消費者被害防止を学ぶ、「出前講座」を北細野会館で開いた。安心安全な地域づくりを住民主導で進めようとする試みで、区民約20人が悪徳商法や架空請求詐欺などへの対策を学んだ。 講師の同センター次長・五味義明さんは、高齢者を狙った手口やインターネットを介した犯罪が、増加傾向にあると説明。「他人事と思わず、注意してほしい。まずは家族や友人に相談をして」と呼びかけた。 講座は県シニア大学大北学部で学ぶ区民が、身に付けた知識や教養を地域づくりに生かそうと、開講を提案した。今後は区が、高齢者の生きがいづくりや災害対策など、身近な問題をテーマに継続するという。 |
「やりがい持ち楽しさに」 白馬高 地域で働く人講演授業で 白馬村の白馬高校でこのほど、1年生の総合的学習の一環として「地域で働く人の話を聞く」と題した授業が行われた。白馬や近隣市町村で活躍するさまざまな業種の企業から仕事のようすや生き方を聞き、生徒自らが自分たちの将来や進路について考える場を提供するのがねらい。 |
花模様やしょうま 常盤公民館 人気の教室 大町市常盤公民館で1日、「やしょうま」を作る毎年人気の教室が開かれた。市内全域から20人が参加。地元食材を使った料理を研究する「アグリコスモス」(内山昌子会長)会員7人の指導で、花模様の美しいやしょうまをつくりあげた。 やしょうまの成り立ちにはいわれが諸説ある。お釈迦様の命日に行われる法要で振る舞われたり、春彼岸の供え物、子どものおやつに食べられてきた伝統的な和菓子。 |
少女像の作品展 ちひろ美術館今季開業 松川村の安曇野ちひろ美術館は1日、今シーズンの営業をスタートした。いわさきちひろが描く少女像を展示した作品展「ちひろの少女」が始まり、初日から来館者の目を楽しませている。 作品展はちひろの少女時代を投影した絵本「あかちゃんのくるひ」や、樋口一葉の小説「たけくらべ」のヒロインを描いた作品と、日誌などの資料合わせて約50点を展示。 |
2011年3月2日(水)付