絶景クロカン楽しむ 白馬みねかたでフェス
 白馬村の白馬みねかたスキー場で26、27の両日、「クロスカントリーフェスティバル」が開かれた。両日とも好天に恵まれ、県内外からの多数の参加者が絶景の北アルプスの展望を楽しみながらクロスカントリーの魅力を堪能した。
 初日は「歩くスキーで健康づくり」と題し、地域の自然に詳しいスキーの達人のガイドで、スキー場山頂のクロスカントリーコースを歩いた。
 スタッフは歩くスキーの魅力を「雪上で手軽に取り組める運動効果の高いスポーツ。健康に良いだけでなく、上ったり下りたりの自在な動きを自分で操作し、雪山にチャレンジしているという冒険心を堪能できる」と紹介。初心者も多かったがすぐに慣れ、白銀のコースでさわやかな汗を流した。
トップページ

●当サイトに掲載の記事・画像の無断転載を禁じます。すべての著作権は大糸タイムス社に帰属します。
Copyright(C)2010 OHITO TIMES Co., Ltd. All Rights Reserved.

3月の一覧
身近で悩む人支えに 大町保健福祉事務所 自殺対策強化月間で啓発
 3月の「自殺対策強化月間」にあわせて1日、大町市の大町保健福祉事務所はザ・ビッグ信濃大町店前で街頭啓発活動を行った。自殺が多い傾向にあるという3月に、自殺対策強化月間であることや身近で悩んでいる人の支えとなってほしいことを呼びかけた。
全国的な統計では、年度末にかかる3月が経済的な理由などから最も自殺者が多い。県内では13年連続で年間自殺者が500人を超える状況。特に、大北地域では働き盛りの自殺者が多いという。
同事務所健康づくり支援課の職員4人が「大切な人の悩みに、気づいてください」と書かれた啓発ティッシュを買い物客に配った。「悩みをもっている人に気づき、(専門家へ)つなぎ、傾聴し、見守る『ゲートキーパー』になってほしい」と呼びかけた。
スキー100年 雪の祭典 栂池高原ウルトラ感謝祭
 小谷村の栂池高原スキー場で26日、「第40回栂池高原雪の祭典&ウルトラ感謝祭」が開かれた。ことしは日本にスキーが伝来して100年、同スキー場が高速リフトの架け替えにより近代化スキー場となって開業50周年、さらに同イベントが40回という大きな節目を迎えた。大花火大会や大抽選会など、例年以上に多くの特別イベントを実施し、スキーの歩みを祝った。
 昼の部は同村の有志でつくる「一本ぞり保存会」(山本国弥代表)が、かつて冬の木材の搬出手段として大きな役割を担っていた一本ぞりの滑走実演を行った。スノーボードの原点にも通じるスキー用具のルーツと、厳しい自然環境の中でたくましく生きてきた村人の暮らしに思いをはせた。
大町の味第2弾盛況 北安大国と信州黄金シャモ
 大町市仁科町の「いーずら大町特産館」はこのほど、同市日の出町の「居酒屋夢の花」と共同主催で「北安大国のお酒とともに信州黄金シャモを楽しむ会」を開いた。居酒屋夢の花を会場に行う「地域の生産品味わい企画」の第2弾。定員を上回る約50人が参加した。
同企画は大町市にある3社の酒蔵の地酒と、地域の食材を合わせて紹介する目的で昨秋スタート。今回は北安大国の蔵元・北安醸造を取り上げ、「純米吟醸無ろ過生原酒」「蔵づくり どぶろく」などの新酒、限定酒5種類を堪能した。
市川住職「幸せ」語る よく笑い、動き、感動し、眠る 大原町講演会

 大町市大原町の小地域福祉ネットワーク「すこやか会」は28日、初の講演会「すこやか講演会」を大原町公民館で開いた。保護司としても活躍している同市天正寺の市川秀乗住職が「よく笑い。よく動き。よく感動し。よく眠る。」を演題に、「幸せ」について語った。同地区のほか近隣地域から約40人が聴講、日々の中で幸せ、感動を感じる生き方を考えた。

2011年3月3日(木)付