農業用水大切さ啓発 水土里ネットおおまち優秀賞 農村整備広報大賞 大町市の水土里(みどり)ネットおおまち地域用水対策協議会(会長=牛越徹大町市長)はこのほど、全国農村振興技術連盟から農業農村整備事業広報大賞の優秀賞を受賞した。農業用水の大切さを啓発しようと、イベントや広報に取り組んできた継続性が評価された。 同協議会は、越荒沢堰(せぎ)などの水路整備などに取り組んだ同堰水系地域用水対策協議会のソフト事業を引き継ぎ、活動を大町・平・社地域と市全体に広げた団体。 優秀賞は7団体で、大賞2団体に次ぐ賞。旧協議会時代の平成10年度から土地改良区の枠を超え、市民向けのふれあいイベントや絵画コンクール、広報誌などを通して、水系の大切さを訴えてきた。 |
地下熱使い温暖化防止 全国の技術者集い研究会 大町市の景水で 全国の大学・国立研究所の研究者やメーカーなど関連企業の技術者などでつくる、「地下熱利用とヒートポンプシステム研究会」の研究発表会は1、2の両日、大町市大町温泉郷のホテル、緑翠亭景水で開いた。同ホテルに導入したヒートポンプシステム等の視察や、各研究内容の発表などを通し、地下熱を利用し地球温暖化の防止に役立つ技術について意見を交わした。 研究者たちは同ホテルのヒートポンプシステムや中部電力大町営業所、長野市内の信州大学藤縄研究室などを視察。同ホテルでは中部電力などの担当者から説明を受け、実際に稼働しているシステムを見た。 |
火災警報器設置を 池田町の大型店で啓発 北アルプス広域南部消防署(長ア喜治署長)は春の火災予防運動初日の1日から、防火啓発活動を管内で行っている。火災による犠牲者を減らそうと、出火をいち早く知らせる、住宅用火災警報器の設置を呼び掛けている。 初日は防火服をまとった署員2人が、池田町の大型店の店頭に立ち、来店者に啓発文が掲載されたポケットティッシュを配布。寝室や階段の天井への設置が、義務付けられていることなどを説明した。 同署によると、警報器の設置率は全国で63・6l、県で65・9l。一方、北アルプス広域消防本部管内では56・1lにとどまり、県内14消防本部のうち12番目となっている。 |
販売初日に長蛇の列 松川村商工会 太っ腹商品券U 松川村商工会(松田義光会長)は3日から、プレミアム商品券「太っ腹商品券U」を、セピア安曇野で販売している。初日の会場では、午前10時の販売開始前から長蛇の列ができ、午前中だけで約800セットが売れる人気ぶりとなった。 商品券は、地域の消費拡大や経済振興に生かそうと企画され、国からの補助金1500万円を活用して実施。5日まで18歳以下と65歳以上の村民を対象に先行発売し、6日以降に一般販売が開始される。 1枚500円分が26枚つづりになった1セット1万3000円分を、1万円で販売。限定5000セットが用意され、買い物だけでなく各種サービスなど、村内の取扱店で利用できる。 |
桃の節句すまし顔 小谷保育園ひなまつり 小谷村の小谷保育園(山田圭佐美園長)で2日、「ひなまつり」が行われ、園児たちが日本の伝統行事に親しんだ。 女の子の節句にちなみ、女の子がくじを引いて男の子のペアを選び、二人できらびやかな衣装をまとい、全員が交代でひな壇に上がり「人間びな」に扮(ふん)した。「かわいい」「かっこいい」と友だちから声をかけられるなか、すまし顔をしながらポーズをとっていた。 保育士は桃の節句の意味や由来などを説明。園児たちは童謡「うれしいひなまつり」を手拍子を交えて合唱したり楽しいひとときを過ごした。 |
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大町北小で古紙回収 まーくんのごみ箱使い 大町市の大町北小学校PTA(長澤奨PTA会長)はこのほど、専用箱「まーくんのごみ箱」によるミックスペーパーなどの古紙回収事業を行った。 同校高学年の約240家庭と教職員は、昨年12月からの2か月半、高さ40aほどのちょうどA4サイズが入る「まーくんのごみ箱」に、レシートやダイレクトメール、ティッシュペーパーの空き箱などの「ミックスペーパー」を収集した。 牛乳などの紙製飲料パックや上質古紙は専用の紙ひもで縛り、高学年参観に合わせ行った回収日に持ち寄り専用箱は約160箱、総重量2・05dとなった。 |
2011年3月4日(金)付