国営公園にB級グルメ 好評 真冬のイルミ最終日に
 大町市の国営アルプスあづみの公園大町・松川地区で行われてきた「真冬のイルミネーション」は6日、最終日となりフィナーレを迎える。最後の週末となる5、6の両日、屋台村に「B級グルメ大集合」が登場。全国から各地域に根差し話題となった食の出店で、地域住民らを歓迎した。
会場には、B−1グランプリでゴールドグランプリ受賞の甲府鳥もつ煮(山梨県甲府市)、蒸し麺と魚粉の富士宮焼きそば(静岡県富士宮市)、ゆで麺に玉子トッピングの横手やきそば(秋田県横手市)、肉巻きおにぎり(宮崎県宮崎市)、長いソーセージを巻いたくるくるソーセージ(富士宮市)の4地域5種類が登場。音と煙を上げて焼きそばを焼く屋台に、来場者が列をなしていた。
ことしの真冬のイルミは、昨年より多い24万球のLEDによる豊富な色のバリエーションや、タッチボタンを取り入れた「参加型」が好評で、昨年の1・5倍近い入り込みが期待されるという。
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3月の一覧
盤上通して仲間作り 池田町囲碁・将棋・麻雀大会
 池田町公民館で5日、恒例の「池田町囲碁・将棋・麻雀大会」が開かれた。町内や近隣市町村の小中学生から大人まで約60人が参加。それぞれ得意の種目で熱戦を繰り広げ、盤上で交流した。
同大会は、町外者も参加可能で、地域の人と知り合い、仲間づくりの機会にしてほしいと毎年開いている。同町の「囲碁・将棋愛好会」や麻雀クラブ「健康雀の会」が準備などに携わり、娯楽を通した交流の場になっている。
外国人観光客に着付 白馬村 山岸さん伝統と和の心提供
 白馬村できもの教室を主宰する山岸和代さんは長年、村内を訪れる外国人観光客に着物の試着体験を提供している。着物を通じて日本の伝統文化や和の心を発信するとともに、白馬での思い出に花を添えている。
 8年ほど前から、オーストラリアを中心とした外国人観光客が滞在する村内ホテルなどに出張し、希望者に着物を着付けている。「着物に対して興味を持っている外国人は多い。初めて着物を手にしたとき、なんともいえないうれしそうな表情を見せてくれる」と山岸さん。喜びの顔が長年続く着付け活動の原動力となっているようだ。
今期活動締めくくり 平公民館ひよこクラブ
 大町市平公民館(傳刀孝男館長)の未就園親子教室「ひよこクラブ」は4日、本年度最後の活動を館内講堂で行った。1年間の活動を記録したスライドショーや近隣園児との交流、大型絵本読み聞かせなどを楽しみ、「サンドイッチ会」で今期を締めくくった。
子どもたちはいつものように笑顔で会場を訪れ、顔なじみになった友達とはしゃいだ。市しらかば保育園(長沢育子園長)年長児のリードでリズム体操を体験しながら異年齢とのふれあいを楽しんでいた。
アコーディオンで懐かしの歌 ねむの木 大町出身新井さんコンサート
 大町市のギャラリー&ホール「ねむの木」でこのほど、大町市出身のアコーディオン奏者・新井幸子さんのコンサートが開かれた。「歌の広場」として、地元や懐かしい歌が演奏され、約40人の来場者がアコーディオンの音色とともに歌声を楽しんだ。
新井さんは「早春賦」「どこかで春が」「銀色の道」などの懐かしい歌を演奏。来場者は演奏に合わせて歌い、会場に歌声が響いた。地元の矢車草の会が作ったふるさと応援歌「信濃大町の詩」やソロ演奏のロシアの曲「うぐいす」、来場者のリクエストに応え「千の風になって」なども披露した。
同コンサートは地元有志が年4回程度のペースで定期的に開催し、6回目。今後も継続していく。

2011年3月6日(日)付