「おひさま」、「岳」で誘客 アフターDC実行委設立 大町市

 大町市で7日、大町市特別プロモーション実行委員会と、大町市アフターDC実行委員会(ともに会長=牛越徹大町市長・観光協会長)が設立された。地元をロケ地とした連続ドラマ「おひさま」放映や映画「岳」公開を機会に、信州デスティネーションキャンペーンを終了した気運を今後につなげようと、両団体を通じて市の観光誘客促進に取り組む。
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3月の一覧
山林火災想定し連携 松川村 春の予防運動で消防訓練
 春の全国火災予防運動に合わせ、松川村消防団(梨子田邦彦団長)と北アルプス広域南部消防署(長ア喜治署長)は6日、春季火災予防総合訓練を有明山社境内で開いた。火災が起こりやすい春に備え、山林火災を想定し消防団と署員の連携を確認した。
消防署員17人と団員89人、ポンプ車、オートバイなどの車両が参加。山林で発生した火災を想定し、水利からある程度離れた距離までホースを延長しての放水や、飛び火による転戦などをシナリオに組み込んだ。
邦楽の響きと語り 松川村 おひなまつりコンサート
 松川村のすずの音ホールで5日、「おひなまつり邦楽コンサート」が開かれた。「箏アンサンブル桜」の箏演奏と「有明山語りの会」の語りで春の雰囲気がかもし出され、ひなまつりを祝った。訪れた人は箏や三味線、語りなどつむぎだされる多彩な音に聞き入った。
同コンサートは、すずの音ホール完成の際の、ロビーを活用していきたいとの願いから昨年に引き続き開かれた。
子どもたちにもなじみの「宇宙戦艦ヤマト」から始まり、同村の伝説「信太郎物語」の語りや「さくらさくら」が演奏された。本題となる「うれしいひなまつり」を訪れた人とともに合唱し締めくくった。さまざまな楽器を演奏している団体「夢追い人たち」が協力し、三味線も演奏。バックには着物や金びょうぶ、手づくりの桜、ひな壇などが飾られ、雰囲気を盛り上げた。
合唱や手遊び交流 少年少女合唱団こすもす慰問
 大町市少年少女合唱団は5日、同市東町の市総合福祉センターに隣接するデイサービスセンターこすもすで慰問公演した。子どもたちは利用者の前で歌い、合唱や手遊びで交流した。
小学3年生から高校生までのメンバー16人が参加。「HEIWAの鐘」や「さくらの栞(しおり)」など、練習した歌を披露した。一緒に歌うコーナーでは、利用者とペアを組んで、季節に合わせた「うれしいひなまつり」や、みんなが知っている「信濃の国」などを一緒に歌った。
「幸せなら手をたたこう」では利用者と向き合い、歌に合わせて手やひざ、肩をたたき合った。最後は、「ふるさと」を合唱し、別れを惜しんだ。
遊休農地でバラ整備 池田町の愛好会作業に汗
池田町の住民有志でつくる「池田町バラ愛好会」(村端浩代表)は、渋田見地区の遊休農地約1000平方bを活用し、バラ園の整備を進めている。会員が育成方法を学習しながら、住民に色とりどりの花を楽しんでもらおうと、作業に汗を流している。5月下旬ごろには、見ごろを迎えそうだ。
同会は町内のバラ愛好家が集まり、「花とハーブの里」づくりを住民主導で進めようと昨年7月に発足。専門家を招いた勉強会を開催し、雑木の伐採や枯れ葉などを利用した堆肥作りなど、一から整備に取り組んできた。
技術手に巣立ち 池工卒業式
池田工業高校(春原武彦校長)は7日、第48回卒業証書授与式を開いた。機械科、電気・情報システム科、建築科で、ものづくりの技術を習得した94人が、就職や進学などそれぞれの進路を目指して、学びやを巣立った。
式典では、各科の代表生徒が壇上に上がり、春原校長から卒業証書を受け取った。地元企業と連携した「池工版デュアルシステム」や、学習成果をボランティアに生かす「池工お助け隊」など、3年生を中心に行った地域との交流を振り返った。

2011年3月8日(火)付