かんじきレース盛況 小谷村土谷雪の交流会
 小谷村土谷地区の土谷分館は6日、同地区の中通公民館裏の田んぼを利用した会場で「土谷雪の交流会」を開いた。冬季スポーツを楽しみながら地域住民の交流を深め、体力づくりにつなげようと毎年行われている分館行事の一環。雪深い山里に多数の地域住民の歓声が響きわたった。
 雪に親しみ、残り少なくなった冬の魅力を満喫してもらおうと雪遊びを中心に競技を企画。菓子や生活用品などの景品めがけて雪玉を投げ、当たった分だけもらえる「雪玉投げ景品落とし」、昔ながらのかんじきを履いて雪上を駆けるレースなど、多彩な催しで盛り上がった。雪玉がなかなか命中せずに苦戦したり、慣れないかんじきに転びそうになったりと、雪国ならではの楽しい競技で心地よい汗を流した。
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3月の一覧
山間部体制の充実期待 北ア消防に高規格救急車 JA共済連寄贈

 全国共済農業協同組合連合会長野県本部(JA共済連長野)は8日、最新鋭設備を備えた高規格救急車1台を北アルプス広域消防本部に寄贈した。受納式は、配備先である白馬村の北部署で行われた。関係者ら約40人が参加し、医療圏まで遠隔である山間地の、より充実した救急体制の実現に期待を寄せた。
「感謝」あふれ出す 大町病院守る会 ありがとうポスト初開封
 住民の立場から地域医療を支えようと大北地域の有志でつくる「市立大町総合病院を守る会(北村喜男会長代行)は7日、市立大町病院に設置していた「ありがとうポスト」を初めて開封した。患者や家族から感謝のメッセージが、ひと月余りで約80通寄せらた。
院内各課の窓口や入院病棟の入り口、ナースステーションなどに設置された20の箱が集められ、開封された。中に込められたメッセージのほとんどが感謝の気持ちを示す内容で、医師の治療や看護師に対する入院中の世話への感謝が細かく書き込まれていた。
ママさん節目の熱戦 池田町杯中信バレー大会
 第30回池田町杯中信地区ママさんバレーボール大会は6日、池田町総合体育館と高瀬中学校体育館で開かれた。北は大町市から南は松本市まで中信地区各地から集まったチームが節目の大会で汗を流した。
17チーム約200人が参加し、トーナメントで競った。選手たちは和気あいあいとしながらも、熱気のこもったプレーを展開。チームごとに息の合ったボールさばきで、緊迫したラリーの応酬を見せた。
 同大会は選手たちの技術向上や交流をめざし、バレーが盛んだった同町で昭和57年に開幕。同大会で好成績を残したチームが県大会で活躍したり、名選手を輩出するなどの実績もあり、地域のママさんバレーのシーズン最初の大きな大会として浸透している。
年長児と思い出づくり お別れ遠足ウオークラリー あすなろ保
 大町市常盤のあすなろ保育園(田中美和子園長・園児143人)は8日、「お別れ遠足」を市総合体育館大アリーナで開き、「ウオークラリー」を楽しんだ。もうすぐ卒園となる年長児との思い出づくりに子どもたちの笑顔があふれた。
同園は市内で最も園児数が多く活動も同年同士になりがちなことから、本年度は、意図的に異年齢交流を取り入れ交流してきた。3年齢最後の活動を広々とした体育館で行い、1年間の集大成とした。

2011年3月9日(水)付