村営2施設鍵引き渡し 指定管理者制度導入で 松川

 松川村所有2施設の指定管理者制度導入に伴い、鍵の引き渡し式が1日、温泉宿泊施設すずむし荘で開かれた。平林明人村長が、事業を請け負う「Fun Space」の鈴木茂社長に鍵を手渡し、同施設と道の駅安曇野松川・寄って停まつかわの運営が移譲された。
 式典では鈴木社長が「村民と手を組み、松川から元気を発信していくことが私たちの使命。努力をしていきたい」とあいさつ。地元「信濃の国松川響岳太鼓子ども会」が迫力ある演奏を披露し、オープニングに花を添えた。
「開かれた診療所に」 小谷村に中村医師着任

 常勤医師不在となっていた小谷村診療所に1日、中井和男医師(40)=安曇野市穂高=が着任した。「患者さんと近い距離で向き合いたい。患者さん含め多くの住民と会話を重ねるなか、開かれた診療所づくりを進めたい」と決意する。診察は、内科・外科・整形外科を診療科目に4日から始まる。
 役場で行われた着任式後、中井医師は同診療所に姿を現した。入り口には60人を超える住民が集まり、大きな拍手で迎え入れた。

2011年4月2日(土)付


現職2氏無投票当選 県議選 大町・北安

 統一地方選挙前半戦の県議会議員選挙が1日、告示された。大北では午後5時まで、出馬を予定していた現職のほかに届け出はなく、大町市区(定数1)は諏訪光昭氏(59)=無・現A・下仲町=、北安曇郡区(定数1)は宮澤敏文氏(58)=無・現D・池田町相道寺=が無投票で当選した。
 安曇野市区も無投票 現職の望月氏と甕氏

 県議選安曇野市選挙区(定数2)では、これまで立候補を表明していた、望月雄内氏(69)=自民・現E・穂高=と甕裕一氏(40)=民主・現A・豊科=の現職2人のほか立候補の届け出がなく、無投票当選が決まった。
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4月の一覧
池田工をモデル校に 自転車安全利用 地域と

 大町署は31日、池田町の池田工業高校を自転車安全利用モデル校に指定した。地域と連携して交通安全の意識高揚を図り、事故防止につなげる考え。指定期間は4月1日から平成24年3月31日まで。
 同署は期間中、関係機関と協力し、生徒を対象にした講演会の開催や、学校周辺での街頭指導などに臨む。同校のほか、チャイルドシート着用モデル園に松川村の松川北保育園、シートベルト着用モデル事業所に大町市の昭和電工大町事業所を指定し、交通マナーの向上や安全運転を呼び掛ける。
被災支援と情報収集 白馬村和田さん全国の仲間と
 東日本大震災で被災した人々を支援しようと、白馬村でアウトドア会社を経営する和田信治さんは30日から、全国のアウトドア仲間と協力し、被災地避難場所から近くの入浴施設まで送迎を行うボランティア「RAJ東北災害バス支援白馬隊」として参加。
 出発にあたり、村内のスキー場や宿泊関係者、一般の人々に支援物資の提供を呼びかけた。現地で不足しているという衣類や洗剤・食品、水など多数の心温まる支援物資が寄せられた。今回は和田さんの息子の和田吉広さんを隊長に若手スタッフ2人が同行し、宮城県に向けて出発した。