2011年4月3日(日)付


県議選終え 抱負語る(大町市区・北安郡区)
安心安全な暮らしを 諏訪光昭さん無投票で再選
 県議選大町市区で無投票当選となった諏訪光昭さん(59)=無所属・現A・下仲町=は選挙を終えて本紙の取材に答え、選挙戦を振り返り抱負を述べた。
地域高規格道路、地域医療、産業振興・雇用対策、子育て支援、高齢者・障害者福祉の5つの柱と、さらに地震災害を受けて「災害に備えた地域づくり」を掲げたことに触れ、「市民の安心安全な暮らしが私に課せられた責任。掲げたことをひとつひとつ着実に実施できるよう努力したい」と抱負を話した。


「創る」スローガンに 宮澤敏文さん5度目の当選
県議選北安曇郡区で、無投票当選を果たした宮澤敏文さん(58)=無所属・現D・池田町会染=は1日夜、町内の選挙事務所で当選報告会を開いた。東日本大震災を受けて作業服に身を包み、「被災地の復興には何年もかかるだろう。背広を着ている暇はない。今後4年間のユニホーム」と決意を述べた。
5期目に向けて「創る」をスローガンに掲げ、「観光や農業の振興策など、提案ができる議員の姿勢で臨みたい。知識や経験を生かし、創意に取り組みたい」と抱負。地域高規格道路の建設推進やがん連携拠点病院の設置などを柱に、産業振興や医療格差の解消に取り組むとした。



「おひさま」4日から NHK連続テレビ小説 地元の風景 劇中に
 「そば」をテーマとして長野県を舞台に、激動の昭和を生き抜いた女性の一代記を描く、NHKの連続テレビ小説「おひさま」は4日、放送開始する。第一週「母のナミダ」では、大町市の中山高原でロケ撮影されたソバ畑が、4日の初回と土曜日の第6回などに登場。ロケは池田町の大カエデや松川村、安曇野市などでも行われ、地域の風景が劇中で登場する。 放送時間は、毎週月曜日から土曜日まで、NHK総合で午前8時からと午後零時45分から、BSプレミアムで午前7時半からと午後6時45分から。BSプレミアムでは、毎週土曜日午前9時半から11時まで、一週間分を連続放送する。10月1日まで、全156回。
被災地へ義援金 池田町立美術館友の会
東日本大震災の発生を受け、池田町立美術館友の会(師岡昭二会長)は29日、被災地への義援金を町社会福祉協議会に渡した。会の取り組みを支援活動につなげようと、主催する美術講座に集まった会員や住民に協力を呼び掛け、3万3682円を集めた。
義援金は、町社協を訪れた師岡会長ら役員が中嶋一光事務局長に託し、赤い羽根共同募金を通じて被災地に届けられるという。
師岡会長は「多くの方が被災地を心配し、協力をしてくれたことに感謝。義援金を被災者の生活に生かすことができれば。一日も早い復興が図れるよう、支援を続けていきたい」と話した。
小谷の雪に親しむ 羽曳野市障害児・者クラブ
 大阪府羽曳野市の「はびきの障害児・者スポーツクラブ」が主催するファミリースキー&雪遊びツアーがこのほど、小谷村の白馬乗鞍スキー場で開かれ、小2から40代まで約50人の参加者が、ボランティアの介助で小谷の雪に親しんだ。
 同クラブは知的障害のある児童やその家族らで構成する団体。スポーツを通じ交流の輪を広げている。スキーツアーは1年間の活動の締めくくりとして毎年大阪南部地区の参加者を募り、同スキー場の全面協力で開催している。
 ことしは震災の影響で自粛ムードが高まり、直前まで迷ったというが「こんな時だからこそ、日ごろ介助している保護者らに存分にリフレッシュしてもらい、さらにスキー場に活気を取り戻せるなら」と開催を決めたという。
新園舎に子どもの声 大町 市内保育園で入園式
 大町市内の保育園で2日、一斉に入園式が行われた。同市栄町のくるみ保育園(中村慶子園長、96人)では、完成したばかりの明るく木のぬくもりを感じる園舎で、きらり輝く元気な子どもたちの笑顔があふれた。
同園は旧もみのき・旧こぶし両園を統合し、今年度から新たに開園。園児や保護者が見守る中、牛越徹市長が直筆で書いた看板が掲げられた。園舎は木のぬくもり漂う木造で、園児たちは「いい香り」と木のにおいに包まれていた。
入園式では、年中・年長の園児たちが生まれて始めての社会生活に臨む新入園児に「仲良く一緒に遊びましょう」と声をかけ、「チューリップ」の歌で歓迎。広々とした遊戯室に歌声が響いた。
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