自然にふれ感性培う 小谷保育園児春さがし

 小谷村の小谷保育園は12日、本年度最初の園外活動となる「春さがし」を行い、全園児がふるさとの豊かな自然にふれながら社会性をはぐくんだ。
 残雪が多いものの、うららかな日差しに誘われるように、里山の草花が芽吹き始めていた。散策路の土手に顔をのぞかせている黄緑色のフキノトウや、かわいらしい青色のオオイヌノフグリなど、小さな足元にたくさんの春を見つけては歓声をあげていた。
交通ルールとマナー学ぶ 白馬南小で指導教室

 白馬村の白馬南小学校(望月千惠子校長、児童118人)で15日、全校児童を対象とした交通安全教室が開かれた。交通ルールとマナー、自転車の乗り方などについて、学年ごとに校庭や公道で実践的指導を受け、交通安全意識を高めた。
 1、2年生は「実際の道路で状況に応じた判断をしながら安全な歩行を学ぶ」、3、4年生が「基本的な自転車の乗り方を身につけ自分の命は自分で守る安全意識を高める」、5、6年生が「自転車走行の決まりや正しい乗り方を再確認し交通社会の中での自転車乗りの技能を身につける」といった目標を定めた。

2011年4月17日(日)付


立候補予定者22人 激戦か 大町市議選きょう告示

 統一地方選挙後半戦の任期満了に伴う大町市議選(定数18)は17日、告示される。これまでに定数を4人上回る22人が出馬を表明し、立候補に向けて準備を進めてきた。定数減の中で、激戦が予想される。
 16日現在までの立候補予定者の内訳は、現職13人、元職1人、新人8人の計22人。政党別では日本共産党2人、公明党1人のほかは無所属。大町地区10人、平地区7人、常盤地区3人、八坂地区1人、美麻地区1人。ほかに動きはない。告示日には市役所東大会議室で受け付けが行われる。各派はそれぞれ出陣式などを開き、市内の遊説に回る。
室堂17bの大谷 アルペンルート全線開

 大町市を玄関口に、北アルプスを貫き富山県と長野県を結ぶ山岳観光路線、立山黒部アルペンルートは16日、室堂〜弥陀ケ原間がオープンし、全線開通した。今年度は例年より1日早い日程で開通。室堂では、オープニングセレモニーでのくす玉割りや、安全祈願祭などが行われた。
 標高2450bの室堂平では、里とは別天地の冬模様。ことしは豊富な雪に恵まれ、雪の大谷の高さは17bと、昨年より2b高くなった。初日はあいにくの天候で、1b先も見通せない吹雪となった。
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4月の一覧
春の息吹感じる 池田陸郷山桜トレッキング

 池田町陸郷で16日、春恒例の「陸郷山桜トレッキング」(北アルプス展望ウオーク実行委員会主催)が開かれた。近隣市町村や関東圏からの参加者、スタッフら約100人が参加。途中で小雨が降ったものの、春の野山トレッキングを楽しみ、植物の息吹を感じた。
 同トレッキングはことしで4年目の開催。東山夢の郷コミュニティーセンターを出発し、東山尾根を歩き陸郷地区を一周する全長約8・5`の道のりを歩いた。
昔の食文化に親しむ おからこ作りともちつき JAおたり

 JA大北おたり支所女性部の南小谷支部(千国日出子支部長)は12日、同支所で伝統食作りともちつきで昔ながらの食文化に親しんだ。
 米の消費が低迷している昨今、県内産の米の消費拡大をはかろうというねらい。自給可能な米から用途の広がりの可能性に注目が集まる米粉を、昔ながらの製法で作り、さらに米粉で伝統食の「おからこ」を作り、地域の食文化について学びを深めた。